市川海老蔵さんの記者会見を見て・・・
子供達を中心とした家族や周囲に考慮して2年近くも極秘にしてきた、奥様の麻央さんの病状を公にさせる必要があったのだろうか?
少なくとも、本人たちが自分たちの意思で口を開くまでは、芸能人という公人という立場よりも、私人としてのプライバシーを考慮すべきではなかったのか?
これまでも辛い環境の中、幼い子供達に配慮をしていたことが、記者会見によって子供達に伝わるであろうという、海老蔵さんの言葉は重い。
これからの無用な取材による騒動を避けるために開かれたと推察できる記者会見であるが、子供達の負うであろう心の傷や、麻央さんや海老蔵さんの心痛を思えば、誘拐事件などと同様に報道各社による協定で取材も含めて自粛するべき報道ではないかと考える。
いつも繰り返しているが、これは言論の自由の範疇ではあるが、己の経済的利益を求める上での言論の自由であり、経済的利益によって侵害できる他者の人権は、相当の範囲で守らなければならないのは、憲法の解釈における「二重の基準論」として通説になっていることを考えれば、マスコミのいう言論の自由は、言論の暴力であると言わざるを得ない。