国会前でお母さん達がデモ


これは理解できるな。


実際、切実な問題ではあるし、マスコミに取り上げられる無駄使いと言われる税金の使い道を目にすれば、もう少し何とかなるだろうって・・・


横浜市の待機児童ゼロ実現を見れば、自分の所でも、政治家が頑張れば出来そうな気がするもんね。


しかし、現実は、そう簡単ではない。


全てが連鎖しているからなぁ・・・国家予算の内訳って、政府批判や無駄使いを責める人のどの位が知っているのだろう。


結局、政治家は得票で当選するから、選挙に行く人・・・当然、高齢者の意見を無視出来ない。


つまり、票を沢山持っている高齢者向けの予算が沢山あるということ。


医療費と年金を減額すれば、あっという間に黒字になってしまうであろういびつな予算


税金は払いたくないけど、貰うものは欲しいという矛盾が生み出した、しわ寄せが待機児童問題でもあるんだよね。


実際、横浜は待機児童ゼロ対策によって数年後の予算は厳しいものなりそうだという予想が出ているし、地価や家賃、賃金、モンスターペアレント、保育園を作ることを阻害している要因は多岐に渡るし・・・一つを解決しても、問題は次から次に生まれるんだよね。


いい加減、人の命を経済力で計るのか?なんて、マスコミや人権運動家の戯言に振り回されずに、資本主義、自由経済は格差が生まれるのが原則であり、経済力によって評価される世界であり、それに対する考え方として社会主義という競争のない社会論が生まれ淘汰されたということを理解すべきでないだろうか・・・。


厳しい言い方だが、アメリカでは金のない奴は治療も受けられないという社会だが、それは経済力に対する公平な評価という見方もあるようだ。


お金を持っている人と、持っていない人が同じ扱いを受けられるのは、公平な資本主義ではないということなのだろう。


保育園で苦労している人に高所得者はいないだろうし・・・個人的な考え方を言えば、高齢者にかけるお金より、これから育つ子供達にお金をかけて欲しいが、どこかを削れば、必ず反発が起きる。


政治は100%を満たせるものではないということも理解しなくてはけないのだろうね。