先日、店のバイトの子と領土問題の話をしてたとき思った。


法的安定性を求めて、日本の民法は20年の時効を掲げており、極論、力尽くで奪った物でも相手から請求がなければ20年で自分のものになっちまうってこと。


でもね、いつまでも持ち主が確定しなければ物事が進まなくなり、様々なことが停滞することを防止するための措置


イスラエルの問題、民法の観点から考えたらアラブの人々の主張は正しく思える・・・しかし2000年以上ものあいだ「バビロンの捕囚」により奪われてしまった安住の地、その住んでいた土地への帰還を求めていたユダヤ民族の思いは、時効の話が通用するほど軽くはない話です。


近代法の法理を曲げてしまうほど、2000年の思いは強い・・・・そのことを無視して語ることは出来ないと思うが、近代に土地を追われたアラブの人々には、その思いは理解したくない話であろう。


それが、今の血塗られた争いの根底にあるものは、今の現状だけを元に語れる話ではないし、金をふんだくるための歴史認識の統一なんてものが薄っぺらに思えるほど深く重い背景がある。


そこを汲み取らなければならないが、片方の当事者には汲み取れない・・・この争いを納めるには、双方を滅ぼしてしまうような第三極でも現れなければ無理かもしれないと思ったのです。


これだけ多くの血を流してしまうと、恨みの深さは言い表せないほどになり、理性を奪っていくから、負の連鎖が止まらないのだろうと思うと悲しくなる。