薬物乱用の講演で出てくるのが麻薬についての話。

特にモルヒネを代表とする鎮痛薬として使用される麻薬の存在で、アルカロイド系麻薬の仲間にはヘロイン、阿片、マリファナというケシを原料としたものがあります。

薬品の作用・副作用と同様であることは、100%の善も悪も無くて、メリット・デメリットを比較衡量して判断しているということでしょう。
これは、原発や秘密保護、集団的自衛権、安楽死、尊厳死等の多くの社会問題も同様なのではないでしょうか?

報道されるように全てが悪とされるようなことも無いでしょうし、また、全てが善ということもないはずです。

そのような中で、自分達に都合の良い内容だけを取り出して知らさられると、的確な判断が出来ないということが問題ではないでしょうか?

実際に、麻薬は悪であるとしてもモルヒネは、緩和治療に必要不可欠なものですから、否定出来ないでしょう・・・しかし、その使い方は厳密に限定的なものとなっているはずです。


つまり、比較衡量の上で良いとなっても全てが許されるわけではないということは、殆どの制度で明らかなはずなのに、善か悪で二者択一をせまるような報道は、事実を歪めているとは言えないでしょうか?


イエスかノーかだけでなく、限定的なイエスや限定的なノーという多くの選択肢を無くしてしまうことは、副作用もあるが効果は大きい薬品や、未承認の薬物を否定してしまうことと同様であり、マスコミに限らず、反対運動を行う人達の意見に、自分達の意見に不利益になる事実を語らず自分達の主張だけを繰り返していることが散見されます。


そろそろ、それでは人を説得できず、結果、武力によるテロに走る過激派と根本が近づいていることに気付く時なのではないでしょうか?