ビアンキのクラッシュと負傷について、F1関係者の中でも大きく意見が分かれているようです。
不運なレースアクシデントだという意見に賛同していますが、対策を練るという意味では、撤去用の重機やセーフティーカー(SC)を入れるタイミングなど、運営に問題があったという意見にも耳を傾ける必要があると思うのです。
私のブログ仲間さん(私が勝手に思っているところも多分にありますが・・・)も記事にもなっていましたが、鈴鹿のエスケープゾーンが狭いのも一因ではなかったか?
これについては、オールドコースと言われるサーキットにはついて回る問題だと思っていますし、実際、欧州では多くのサーキットが改修され、改修前の魅力がなくなったと言われることも、しばしばです。
市街地コースなどはエスケープゾーンなど殆ど無いわけで、速度が落ちればエスケープゾーンも狭くて問題無いという方向の改修になるのは、土地を広げてエスケープゾーンを広げることが物理的に無理な場合、仕方の無いことなのだと思います。
鈴鹿に関しては、個人的な意見を言えば、逆バンク~ダンロップ、デグナー、130Rに関しては、コーナーの難しさに対して、速度も高く、エスケープゾーンも狭いと思っています。
レースはファンのあってのものですが、開催となるとモータースポーツファンとは比較にならない数の部外者、ファンで無い人を説得しなければ開催出来なくなるかも知れないと考えれば、ファンの魅力をスポイルしても改修をした欧州のオールドコースについて理解出来ると、私は思っています。
今回のビアンキのクラッシュに関しては、マシン撤去用の重機を入れる際には、常に赤旗若しくは、SCを入れるべきだという、もっともな意見が出ていますが、鈴鹿のオーガナイズや、コースについて、個別に批判する意見が見受けられないのが救いだと思っています。
怒られるかも知れませんが、昨年の韓国GPで同様の事故があったなら、運営側も間髪入れずにSCを入れていたと思います。
鈴鹿のオフィシャルの優秀さは、これまでも多くの賛辞を受けてきていましたし、そのオフィシャルの活躍がコース改修を突きつけられずに、これまでやってこれた要因の一つだと思っています。
過去の事故からもオフィシャルの危険さは明らかですが、ドライバー同様に危険は覚悟の上として、レースの一部として片付けてしまうことには賛成出来ません。
主催の運営として、マシン撤去時は現場周辺で最高速を制限するとか、SCを常に入れるとかを行った上で、必要ならばコースの改修を行うことも考える時期なのかなと思います。
理想ですが、安全なクラッシュがモータースポーツの魅力となってくれるようなサーキットになれば、ファンも減ることは無いと思うのですが・・・。