「息子をたぶらかした奴等を叩き切るのも親の慈悲なら、傷つき帰って くる息子を何も言わずに抱きしめてやるのも切ない親心。」
たぶらかされて性根の曲がった息子に、どう対するのかを説いた言葉ですが、鬼平犯科帳の「女賊」の中で、長谷川 平蔵が瀬音の小兵衛に向かい諭す台詞です。
優しさにも二通りあるように、親心にもこれが正解と言うのはないのでしょう。
向かっていくのか、座して待つのかの選択ではありますが、子供の為になること、子供が望むことの両方に折り合いをつけていくことが、信頼関係を築く上で必要なのだと思います。