「人は傷つく方が良いと思う・・・その方が、人の痛みが分かるようになるから・・・」
コードブルー2での、山下智久のナレーションです。
確かに、そうなんです。
痛みを知らない人間には、人の痛みが理解出来ないから・・・。
でも、本当にそうなのか?
カウンセラーと呼ばれる人達は、同様の経験をしてないと、なれない?ならない?
正確に言うならば、同様の経験をしている方が、分かりやすいし、受け入れてもらい易いでは、ないでしょうか?
分かろう、受け容れようとする人は、経験が無くとも、時間はかかっても、分り合えるような気がするんです。
というより、そうで無くては、いけないと思うんです。
そうでなければ、経験の無い者は、永遠に、分からないまま、理解出来ないまま、終わってしまう。
戦争の経験が無くても、飢餓の経験が無くても、その悲惨さや、そこにある思いを紡ぐ人が居なければ、ただのマイノリティーとして、処理されていってしまう。
理想は、傷ついたことが無くても、痛みを想像出来る人になり、出来ることならば、痛みや悲しみを分かち合える人間となることなのではないでしょうか?
そうしなければ、原爆被爆や、戦争の愚かさは、体験した人々だけのものとなり、忘れ去られてしまいます。
それは、人の思いも同じ、時として忘れなければ、先に進めないこともあるけど、忘れては、同じ過ちを繰り返してしまう・・・。
だから、経験の無い人でも、理解しようとする人に、思いを紡いで行って貰わないと、同じ悲しみや、苦しみを抱える人を増やしてしまうと、私は思うのです。
だからこそ、私は、思いを紡げる人になりたいと真剣に思うのです。