我が家は3世代同居なのですが、最近、親元に、いつまでも住んでいると独立心が育たないから、息子を独立させて、子離れすればと、言われます。
親離れ、子離れも大切だとは理解できますが、それよりも家族でいることの方が、今の時代、大切なのではないかと思っているんです。
家族って、社会生活における最小の互助組織でもあるというのが、私の持論であり、一人ずつでは生活が成り立たない収入ですが、我が家は3世代の同居で生活が成り立っています。
息子に限って言えば、一人暮らしなら、収入面から、自分の生活以外のことは考えられないでしょうが、親元に住むことで、ボランティアにも参加したり、近所の子供の面倒をみたり、祖母の世話を焼いたりと、自分の生活以外に、人を手助けすることができています。
私は、状況が許すならば、出来る限り家族が同居していることは、人間に余裕を生むと思うのです。
勿論、様々な環境、状況が許さないことは、重々承知していますが、親元に住むことは、嫁姑の問題に見られるように、色々な意味で、我慢を強いられますし、自由も制約されてしまいます。
私は、自分達の都合による、核家族や一人暮らしの多くは、自由や我慢に対して対価を支払って手に入れた独立なのではないかと考えることがあります。
それが、自己責任という言葉で、自分のことは自分でやるという個人主義を生み出し、人に対する無関心が生まれ、自己責任が負えなくなったときに、自らの権利だけを主張するという、悪循環を生んでいるのではと思ってしまいます。
自分の生活の中で、自由を束縛され、我慢を強いられるという義務を果たすから、共に生活し、自身の負担を軽減してもらう、権利の行使が行える。
権利義務という考え方に立てば、このような考え方になると思うのですが、その中で、自分の果たすべき役割は、他者への気遣いなどを学び道徳も身に付いてくるのではないでしょうか?
私は、出来ることならば、理解し合える者同士が、グループホームのような形式に囚われずとも、一つ屋根の下に生活して、疑似家族のようなものが、形成できるような暮らしをしたいと思っています。