ガンダムって、シリーズがたくさんあるんです。
最初の「機動戦士ガンダム」に始まって、今年?だったかな、映画が公開された「ガンダム・OO(ダブルオー)」や、今、DVDでのみの「ガンダムUC(ユニコーン)」など、多種多様なシリーズが存在します。
私は、全てを見た訳でもないし、ガンダム好きといっても、F1から比べると、1/3位のマニア度(基準が良く分かりませんよね?)かなと、思っています。
でも、見てきたシリーズは、熱く語ってしまう位、好きです。
私が、何で好きなのか?ストーリーの中に流れる、
「人が分り合えたら、戦争は無くなる。」
作者の思いに、共鳴できるからだと思います。
勿論、戦争が無くなって欲しいという思いがあるから、分り合えたら戦争が無くなるかもという仮定のもとに作られた、フィクションの世界ですから、現実では起こり得ないであろうことは、承知していますが、こうなれば良いなと思わせてくれるものがあるし、現代を風刺しているような部分にも、ドキッとさせられます。
最近では、「ガンダム・ダブルオー」の世界観、シチュエーションが面白かったです。
300年後の地球は、化石燃料が枯渇し、三本の宇宙空間にまで伸びる、軌道エレベーターと太陽光発電衛星によって、エネルギーを得ています。
結果、国家群はエネルギーを獲得できる軌道エレベーターを中心にして三つにわかれ、EUとアフリカの連合国家群(AEU)、中国とロシアを中心とする国家群(人革連)、アメリカを中心に北米、南米による国家群(ユニオン)に、分かれているのですが、注目するべきは
日本が、国として存在せず、ユニオンの経済特区としての存在とされている点です。
そして、物語の中の日本人は、平和ボケしている感じなんですよね。
結局、300年後も、それぞれが争いを続け、ゼロサム・ゲームを続けている。
地球を一つにまとめる為の荒療治として、ガンダムによる、戦争根絶の為の武力介入。
早い話が、戦争をしていたり、戦争の火種になっている場所で、争いを繰り広げる人々を、圧倒的な武力で制圧する、言わばテロ組織が、ガンダムを持ち、全ての敵意を引き受けることで、地球の意思統一が、謀られていく。
その、テロ組織の人間の苦悩を描いているのですが、「ガンダム・ダブルオー」なんです。
こんな、短い説明じゃ、何も分からないですよね?
でも、日本人が、日本の国家の消滅、平和ボケ感を描き、ガンダムの争いに、巻き込まれて、平和な日常を失った、登場人物、沙慈とガンダムパイロットの、ティエリアとの会話は、心に響きました。
沙慈は、ガンダムに関わる争いに巻き込まれ、姉を殺され、恋人が行方不明になり、ガンダムが戦争を起こすまでは、自分達は平和だったから、その平和を返せと訴えます。
ティエリアは、自分達だけが平和なら、それで良いのか?世界中で人が紛争に巻き込まれて死んでいる、自分達の生きている世界の事ぐらい、知っておけ!と、突き放します。
人間、当事者にならなければ、他人事であるということを、ストーリーの中で表現しているシーンが、心に響きました。
機会があったら、見て欲しいと思います。