人間のと言うより、私の記憶が、相当に曖昧なものだと実感した話。


我が家族には、「乳母車事件」というのが、ありまして、私、お姉、息子の3人で、赤レンガ倉庫前を、割とゆっくりとしたスピードで走行中にお姉が息子に


「(息子の名前)、あれ、子供乗ってるのかな?」と、何気なくつぶやくので、横を見ると、歩道から車道に乳母車が、ゆっくりと走り出していまして、私が「(息子の名前)!」と、怒鳴った時には、車から飛び出た息子が、車道の真ん中で乳母車を掴まえていまして、私は、車が来ないよう、反対車線の上に向かって来る車にアクションを示していました。


当然、乳母車の持ち主がいる訳で、乳母車の走ってきた歩道の上で、ご夫婦で、ランドマーク方面を眺めていまして、私の車が、道路の真ん中に止まっていることで、周囲が騒がしくなり気づかれたのでしょう。乳母車を押す息子の、思い切りの笑顔で「どうも、すいません!」、かる~く御挨拶・・・あまりの軽さに、息子に、「子供乗ってなかったんだぁ?」と、尋ねると、心なしか青ざめた笑顔で一言「乗ってた!」


「えっ!」(絶句)、後続の車のこともあり、そのまま車へ・・・車中で、「驚いたねぇ、良かったねぇ、呆れた親だねぇ?」などと、話をしていました。



これが、事件の大筋なのですが、息子は、衝撃的だったせいか、今でも、赤レンガ近くを通ると、思い出したように、この話をしますし、それは、家族3人に共通なのですが、問題は、私と、お姉の記憶!


先程、息子が帰宅する前に、昨日、近くを通ったときに思い出したと話をしたさいに、お姉と私とで、運転手が誰で、いつ頃で、相手が、どんな人でと、話し始めたら、まー食い違う、食い違う。(笑)


時期は、5年前とか、息子が高校生頃とか、もう一人子供がいたとか、いないとか、運転してたの私?いや、息子?とか、事件の肝心な所は、合っていても、その他の記憶はバラバラ。


共通していたのは、息子の動きが早かったのと、赤ん坊の両親のリアクションの軽さ。


年齢から、頭が悪いのか・・・何か、しっくり来ないので、


結果、帰宅した息子に聞くと、時期はウルトラ8兄弟の映画観た後だから、3年前、ドライバーは息子で、お姉が助手席、私が後部席で、相手のご夫婦は、小さな子供を連れていたので、その子供のベビーカーだと思ったら、赤ん坊が乗っていたとのこと。


息子が、若いから記憶がハッキリしているのか、私達以上に衝撃的な記憶で残っているのか分かりませんが、


「息子よ!お前の両親の記憶はあてにならないぞ!」


これだけは、間違いの無い事実のようです!(笑)