人間の業という言葉があります。
仏教用語だそうですが、行為、行動を意味し、体、言語、心の三つ(三業)を指すそうです。
仏教を含む、インドの宗教では、善悪の行為は、その後の結果を生む、因果応報を説いているようです。
ガンダムSEEDで、人類同士の戦争を引き起こし、人類の滅亡を画策した、ラウ・ル・クルーゼが、引き起こされた戦争の戦場で語る
「これ(この戦い)が、お前の望みか?」に、答える台詞
「私のでない、人の夢、人の望み、人の業・・・他者より強く!他者より先に!他者より上へ!・・・競い、妬み、憎んで、その身を喰い合う!」
「私は結果だよ!(ラウはクローンの実験体の生き残りだった)、だから知る!自ら育てた闇に食われて人は滅ぶとな!」
私は、この言葉に惹かれました。
今、戦争の原因の多くは、生存権を脅かされたり、経済格差による貧困が、鬱積して、爆発する。
遺伝子操作で、優秀な人間を作り出す課程で生まれてしまった寿命の短く、自らの存在意義を見出せなかったラウは、人類の滅亡を企て、自らを闇と称し、人類同士の終末戦争を引き起こす。
人の作った物語ですから、似ていて当たり前ですが、人が利益ばかりを追い求めれば、利益を得られなかった者の不満は高まり、闇となって人を食らう。
私には、現代社会と重なって見えています。
私が、稼ぐことより、人の役にに立つことを考えるようになったのは、利益を求めても、それは満足を得られず、際限なく続きますが、人に喜んでもらうことは、一回一回に満足感が得られ、生きていて良かったと、自身の存在価値を、再確認できるからです。
今、私の周囲には、類は友を呼ぶのか、理解を得られる人が集まっているので、人が人を食らうような世界が遠のいていて、精神的な満足が得られています。