間が空きましたが、3回目の赤いペガサスです。


ぺぺ・ラセール SVE(サンダー・ボルト・エンジニアリング)レーシングチームのドライバー


17歳で全米カート選手権獲得、18歳でF3で2土優勝、19歳で、SVEでF1デビュー。

ハイスクール時代に、ボクシングの学生チャンピオンになったこともある。

ロック・ベアードが、ロングビーチGPの事故で焼死した後、スポンサーである、バートン社のプッシュで、ドライバーデビュー。マシンの性能と相まって、快足を披露し、ケンの妹と婚約するも、カナダGPで死亡。



この忘れ形見が、「赤いペガサスⅡ」に続きます。



ぺぺのストーリーは、非常に良く描けていて、1勝するまでの焦り、チャンピオンを狙うために、ベテランドライバーと競い合う中での焦り、判断ミスなど。レース毎に、しっかり書き込めていました。私自身、当時の様々な活字媒体から、得ていた話を巧妙に取り込んでいたので、若いドライバーがクラッシュしやすい理由や、なぜ、クレバーな、計算しながらレースが出来るドライバーが、優秀なのかが、読み取れる作品です。



ドライバーの成長過程や、世代交代のポイント、など、長年、見てきた視点からの思いは、ネタとして取っておいた方が、ネタが尽きなくて良いでしょう。次回の更新記事は、その辺りで攻めますか。



この物語、1年で3人のF1ドライバーが亡くなり、SVEは前年開発のシャシーを含めて3種類のシャシーを走らせ、大幅なモデファイを含めると、5種類の車を走らせています。



ドライバーの死亡数は、現在では、考え辛いでしょうが、ま、普通位の数ですね。セナが亡くなったサンマリノでも(私の知人の間では、呪われたGPと、呼ばれています。)、予選で、ラッツェンバーガーが、亡くなっていますから、年二人。それ以来、死亡事故が無いんですが、70年代以前は、かなり亡くなっています。



ただ、シャシーは多過ぎるでしょ?どんだけ開発費と人員がいるのって感じですが、77年にグランドエフェクト理論が実現されて、マシンの形態が一変していくので、それに合わせた結果でしょうね。作者の頑張りが、突拍子もないチームを生み出したってとこですかね?


しかし、こんなチームがあったら、シーズン中に巻き返して、毎度、ワールド・チャンピオンを輩出しそうですね?(笑)