ナウサ 人の魅力 | サントリーニに魅せられて・・・

ナウサ 人の魅力



ナウサレポート締め括りは

やはり「人」です。


ナウサのワイナリー、、

どこへ行っても

それはそれは素敵な笑顔で

温かく出迎えてくれました。



あるワイナリーでは、、

私たちはポントス人で

祖先はアナトリア半島黒海沿岸の

ポントスに住んでいた。

オスマン帝国やトルコ軍によって

この地に流れついたのだ。。

という話を聞きました。


ポンディア(ポントス人)の民族楽器

ポンディアキ・リラは

追われてきた彼らの歴史を物語るような

なんとも切ない音色でした。



ギリシャ人は殆どが

イコン(聖像画)を祀る

ギリシャ正教を信仰しています。

ギリシャ正教はカトリックにおける

教皇のような存在はなく

教会ごとに自治を持ち、独立しています。


教会ごとに聖人の名前がついていて

教会の名前を祝う

パニギリπανηγύρι)という

お祭りがあるそうで、、

たまたま最終日にヤナコホリの

アイギア パラスケビ(αγια παρασκευη)教会で

お祭りがあるから行かないかと

ワイナリーのオーナーファミリーが

お招きくださいました。


地元の人しか行かない

町の教会のお祭りなんて

こんな機会二度とないでしょう。

折角ですし敬意を表わす意味でも

日本の着物で参加させていただきました。

とても閑かな小さな町で

教会までの道はしんとして真っ暗

本当にお祭りなんてやってるの?

と不安になるくらいでしたが


教会の門をくぐると

こんなにどこにいたんですか!?

というくらい大勢の人で賑わっていました。

どこの国でもお祭りと聞けば

ワクワクするもの。

早くこの賑わいの中に入って行きたい〜

と思いますが

まずはお詣りが先です。


浄財を納めキャンドルを捧げて、、


教会の中に入ります。


聖人アイギア パラスケビの

イコンの前に進み、、

胸の前で上、下、右肩、左肩の順に

十字を切り(左右がカトリックと逆です)

イコンにキスをして祈ります。


その後パーティー会場へ。



地元の方たちと

ビールを飲んで、語って、踊って

触れ合って、、

本当に楽しい一夜でした。


思い切って踊りの輪にも参加!

(飛び跳ねてるだけでしたがあせる


ギリシャ内陸の小さな町で

日本人の着物姿はかなり注目されたようで

後日地元の新聞に載ったと

通訳の方が送ってきてくれました。

こちらがニュースサイトです

是非ご覧ください

 ⭐️


「海外で着物」を着ることで

現地の皆さんと

より近く、深く、理解し合えることを

実感したことでした。




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