ボクシング世界戦を端緒にAmazonプライムに入り直した私です。


そこで検索するまでもなく何故か浮かび上がってきた


ウエスト・サイド物語


2021年のスピルバーグ版です。





1961年版が大好きでDVDを買って何度も観ている私です。


このスピルバーグ版は映画館で観なかったことを少しだけ後悔(どうせ61年版を超えれないだろうし)していました。


今回初めて観たわけですが、

  凄くよかった

です!


冒頭では、名シーンである61年版に対してあえて勝負にいかなかったのでしょうか。

そして、トニーもベルナルドもマリアも

  61年版の方が美形

だと感じたのですが、直ぐに気にならなくなります。ダンスが素晴らしい!


特に特に良かったのが、そう

  America

のシーンですね。

61年版も素晴らしい、大好きです。

けど21年版の明るい太陽光の下、盛大なダンスシーンは圧巻でした!


少し脱線しますが、わが町にミュージカル「ウエスト・サイド物語」が数年前に来ました。

楽しみにして観に行きましたが(生涯3度目)、Americaのシーンがしょぼくて白けてしまい、帰りたくなりました。

女だけのAmerica、「はあ、誰の演出?手抜き?浅利が生きている時代はこんなアホなことなかったのに」と。


少し場面は進んで、お待ちかねのバルコニーのシーン。

トニーとマリアが金網越しに見つめ合う時間が少し長く感じましたが、2回目以降観る際は気にならなくなりました。

若い二人の目を強調している味付けかもと思いました。


オリビア・ハッセー主演の「ロミオとジュリエット」のバルコニーのシーンでもそうなのですが、

  思春期

  性の目覚め

恋に落ちた若者の目は

  生きる悦びに満ち

  キラキラと眩しく輝いている

わけです。


私のような発達障害系が大好きなのがお気に入りシーンを

  何度も何度も繰り返し観る

こと!

女房殿には「また始まったぁ!」と吠えられてしまいます。


TONIGHT

何度観ても聴いても飽きないんですけど!


61年版が最終盤に向けてズーンと深く落ちていくような気分になるのに比べて、21年版はやや軽い表現になっているように感じました。


思春期、難しい年頃のお子さんの勉強の伴走をしているお母さん、お父さん。

ウエスト・サイド物語を親子で観て

  性の目覚め

  (生きる悦び)

を共感してみませんか。

勉強の合間にね。


では〜!