脳梗塞の手術を終えた翌日の夕方、病院から連絡があった。

 

義母の脈拍が急に40位まで下がって、血圧も下がったとのことだった。

義父と旦那は急いで病院へ駆けつけた。

 

その時が来たのかもしれない。。。

 

義父から義姉に連絡するように頼まれたので、私はラインで連絡を取り、状況を説明した。

「もし、来れるんだったら来た方がいいかもしれません。」

と私が送ると、義姉からの返信は、「行くのが怖い。」とのこと。

 

私は言葉を失った。

 

義母が病気になるずっと前の話。

義姉は常々、親の介護について夫婦で話し合っていたらしい。

旦那が私たち夫婦はそんな話は1ミリもしたことがないと言うと、「あなたたちはお気楽ね」と言われたらしい。

 

世の中には介護が必要になる人とならない人がいるが、「最期を看取ること」が一番最後にできる介護なのではないかと思う。

義姉は最後の看取りを拒否したと私は受け止めた。

 

私は旦那に義姉の返信をそのまま伝えると、旦那は「自分は亡くなるまで病院にいるから」と決意したかのように言った。

 

しかし、その後義母の容態が安定し、この日は解散となった。