IgA腎症をやっつけろっ! -4ページ目

妊娠とステロイド剤

ステロイド剤に限らず、

妊娠中・授乳中の「薬」って、かなり気を使うもの。

投薬によるリスクって、常に付き纏うもので、

病院で診察を受けるために問診表を書くときでも、

薬局で薬を買うときでも、大抵、

「妊娠中、妊娠の可能性のある方・・・」なんて書いてある。


現に妊娠してる場合だけじゃなく「可能性」まで考慮するのは

出来るだけリスクを減らそうとの想いから。

これから将来結婚・妊娠することもあるだろうから、、、って

あたしの主治医も、早期の手術・投薬治療を勧めた。

薬の残留(・・・飲み終わってもすぐには薬の成分は抜けないらしい)

考えて出来るだけ安全な薬をって選んでくれたみたい。

- 将来の妊娠に残るリスクを軽減するために。




ステロイド剤に関して言えば、特に妊娠中に投薬するときは、

投薬によるメリットとデメリットをきちんと説明した上で、

メリットの方が大きく上回ったときだけに処方されるものらしい。


つまり、危険レベルで言えば、

「妊娠中はステロイド剤は絶対ダメ!」ってわけじゃない。

投薬によるリスクはあるけど、

投薬が必ず胎児に影響が出る、と証明されたわけじゃない。

・・・だからといって、「絶対安全」ではないんだけど。

(そもそも「絶対」なんてどこにも存在しないんだから、、、仕方ない。)



あたしが服用しているステロイド剤は、「プレドニゾロン」。

妊娠の可能性を考えたとき、もっとも安全な薬らしい。

薬剤師の友人が教えてくれた。

「お医者様、ユッコの将来のことちゃんと考えてくれてるね」


あたしは難しいことよく分からないけど、

胎盤透過性(胎盤通過性?)が低いから、

お母さんが薬を飲んでも、胎盤の中にいる赤ちゃんの方には

薬の影響が行きにくいんだって。


あと、妊婦さんには、新薬を避けてなるべく古くからある、

実績のある薬を使うんだって。

(新薬だと、臨床例が少ないからリスクが高まるんだって。)

その点でも「プレドニゾロン」は比較的安全だと思うよ、って

教えてくれた。



妊娠したかも、、、って思った瞬間から、

薬に対しての恐怖心が膨らんじゃってたけど、

ちょっとだけホッとした。



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とはいえ。


お酒やタバコ、コーヒーですら妊娠中は控えるように警告したり

ミネラルでさえ、「許容量」に気を遣うような中だからこそ、、、

"やっぱり薬(特に内服薬)って、安全じゃないんじゃないかな"

って思っちゃうことには変わりないんだけど。