目まぐるしく変わる監査業界の求人 | ヘッドハンターのブログ

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リーマンショック後、長らく続いていた監査業界の求人不況について
そろそろ脱却する見通しが立ってきた。


BIG4の中でも、横並びの業績から離れ、
一部の監査法人においては、非監査業務(いわゆるアドバイザリー業務)に

注力し、さらに業績の善し悪しが鮮明になってきた。


先日までは、監査業界の求人となると、
監査法人系のFAS会社におけるM&A関連業務の求人が中心ではあったが、

水面下では、監査実務における求人も徐々に復活しつつある。


公認会計士試験の大量合格者が出た事で、市場でのバランスが崩れ、
また監査法人自体の業績が悪化したことによる、人員削減が行われた事は
記憶に新しいが、早期退職制度を導入した事により、業績も回復。


長らく採用を絞っていた、国内監査の求人(中途採用)についても、
一部の監査法人では、水面下ではあるが既に採用が再開されている。


私の推測になるが、
会計士試験を勉強中の方に、一言申し上げたい。


監査法人の採用意欲が俄然復活するので、

恐らく金融庁も、試験合格者を去年より増やすと思われる。

さらに、監査法人での採用もグンと増えるので、
今年は、合格率・採用率ともに大幅アップが予想される。


今年の試験合格者は、チャンス!


ご存知の通り、公認会計士試験は合格の年次によっても、
天国と地獄ほどの採用率の違いがある。

今年は天国に近い状況になるであろうから、
ぜひ、真剣に取り組んで、見事、合格、さらに内定を勝ち取ってほしい!









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株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
http://www.vrp-p.jp