ご縁と相性 | ヘッドハンターのブログ

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人材ビジネス16年のキャリア、2万人以上の面談経験を持つヘッドハンター。
公認会計士・税理士・アクチュアリーなど、スペシャリストに特化したヘッドハンティング会社代表のブログです。

先日、BIG4監査法人へ、アクチュアリーの方をご紹介させて頂いた。

20代で正会員に合格されており、過去の試験も優秀な成績で
日本アクチュアリー会から表彰を受けられた程の、お若いながらも実力者である。

相談時、監査法人への転職をご希望との事で、
BIG4監査法人をご紹介させて頂いた。

監査法人は、依然として国内監査部門の求人は抑え気味だが、
金融や一部の部門においては、我々のようなエージェントを利用して、
水面下にて採用活動をしている。

最終的に3つの監査法人の面接をセッティングさせて頂いたが、
とある監査法人「X」では評価も高く、選考も順調に進んでいった。

また、別の監査法人「Y」においては、
オープンでの採用ポジションはなかったが、
とても優秀な人材との私共からの強い推薦もあり、面接に進んだところ、
先方からも同じく大変高いご評価を頂き、選考も順調に進んだ。

更に別の監査法人「Z」においては、相性が悪かったのか、
1次面接後にとても辛辣な意見を頂き、残念な結果に。

最終的には、監査法人「Y」への入社が決定したが、
同法人においては元々採用枠がないにも関わらず、高いご評価を頂き、
特別に枠を作ってでも採用に進んだのだが、
元々オープンで募集していた監査法人「Z」においては、
前述の監査法人「X」並びに「Y」とは全く違う評価に繋がった。

同じ大手監査法人でも、選考基準が違う事も多いが、
ここまで評価が分かれるケースは実際には珍しい。

法人・企業とはいえ、やはり面接をするのは「人」対「人」なので、
相性も大切なのであろう。

これも「ご縁」と一言で片付けられるかもしれないが
我々はそのご縁を大切にする。

これから会計士試験合格者の定期採用の時期になるが、
1社に落とされたからと言って落ち込むのではなく、
なぜ落とされたのかを分析のうえ、
是非、他の法人へ自信を持ってチャレンジしてほしい。







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株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
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