先日、BIG4監査法人へ、アクチュアリーの方をご紹介させて頂いた。
20代で正会員に合格されており、過去の試験も優秀な成績で
日本アクチュアリー会から表彰を受けられた程の、お若いながらも実力者である。
相談時、監査法人への転職をご希望との事で、
BIG4監査法人をご紹介させて頂いた。
監査法人は、依然として国内監査部門の求人は抑え気味だが、
金融や一部の部門においては、我々のようなエージェントを利用して、
水面下にて採用活動をしている。
最終的に3つの監査法人の面接をセッティングさせて頂いたが、
とある監査法人「X」では評価も高く、選考も順調に進んでいった。
また、別の監査法人「Y」においては、
オープンでの採用ポジションはなかったが、
とても優秀な人材との私共からの強い推薦もあり、面接に進んだところ、
先方からも同じく大変高いご評価を頂き、選考も順調に進んだ。
更に別の監査法人「Z」においては、相性が悪かったのか、
1次面接後にとても辛辣な意見を頂き、残念な結果に。
最終的には、監査法人「Y」への入社が決定したが、
同法人においては元々採用枠がないにも関わらず、高いご評価を頂き、
特別に枠を作ってでも採用に進んだのだが、
元々オープンで募集していた監査法人「Z」においては、
前述の監査法人「X」並びに「Y」とは全く違う評価に繋がった。
同じ大手監査法人でも、選考基準が違う事も多いが、
ここまで評価が分かれるケースは実際には珍しい。
法人・企業とはいえ、やはり面接をするのは「人」対「人」なので、
相性も大切なのであろう。
これも「ご縁」と一言で片付けられるかもしれないが
我々はそのご縁を大切にする。
これから会計士試験合格者の定期採用の時期になるが、
1社に落とされたからと言って落ち込むのではなく、
なぜ落とされたのかを分析のうえ、
是非、他の法人へ自信を持ってチャレンジしてほしい。