7月に発表された有限責任監査法人トーマツ続き、
有限責任 あずさ監査法人において、早期希望退職者を募る事になった。
これで、ついにBIG4と呼ばれた監査法人全てにおいて人員削減が行われた事になる。
参考までに、有限責任 あずさ監査法人については、BA事業部(ビジネスアドバイザリー)と呼ばれる部門
(旧:KPMGビジネスアシュアランス)のみを対象に、約50名程を募集する。
今年の春位から噂されていたが、近々人事制度の改定を行うので、そのタイミングに合わせたのであろう。
先々週辺りから、現実味を帯びた話となっていた。
参考までに、有限責任 あずさ監査法人は、
大手監査法人の中でも他社に先駆けて、非監査業務に力を入れ、結果、売上を大きく伸ばし、
比較的業績も大手の中では良い方だが、兜の緒を締めると言う事だろうか。
また、聖域ない改革という事で、人事制度についても改定に取り組む。
親子上場の廃止並びにIPOの激減等による、監査報酬の減少もあり、
業界全体的には、少なくともあと、2,3年は厳しい状況は続くであろう。
個人的には、人員削減も経営戦略の一環として、否定しないが、
厚遇されたパートナーの退職金や、年金制度、
更に、今までの上りだけのエスカレーター方式での人事制度などの改革に
是非、取り組んで欲しいと思う。
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株式会社VRPパートナーズ
代表取締役 大谷 幸宏
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