麻生首相が高額所得者には自発的に辞退を促す事が望ましいと発表した。
高額所得者自らが、管轄の区役所・市役所へ足を運び、
諸手続きをする事を想定している様子だが、
仕事上、年収2000万円以上(今回の高額所得者の定義)の方々とも
よくお会いしているが、資産家を除き、高額所得者の方々は、
深夜遅くまで働かれており、平日も大変忙しくされている。
恐らく、区役所・市役所の手続きも平日に行う事になるのであろうが、
忙しいスケジュールの合間を縫って、自ら収入を減らす手続きに行く方が、
どれ位居るのだろうか、と疑問に思う。
確かに、高額所得者に対しての減税については疑問も残るが、
定率減税ではなく、定額減税にした時点でインパクトはあった。
しかしその後の迷走劇のおかげで、
世論調査でも過半数を超える人が、すでにそれほどの効果はないと見切っている。
自民党内も意見をまとめずに、先走りした麻生首相に問題がある。
麻生首相は自らの力不足を露呈しただけではないだろうか。
ばらまき政策も、パフォーマンスの仕方で、
こうも無残な結果になるとは・・・・
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