裁判員制度 | ヘッドハンターのブログ

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霞が関のアポの後、少し時間が空いたので、
ふと、東京地方裁判所へ足を運んだ

勿論、私が法廷に出る訳では無いのだが、
今後、始まる裁判員制度に備え、
予備知識の為に傍聴する事にした


入口にて、空港のゲートの様に持ち物検査、
鞄のエックス線検査を通り、生まれて初めて
裁判所へ入所

当初、緊張の塊ではあったが、ふと周りを見わたすと、
私服の学生らしき集団が数多く数多く眼についた
社会見学であろうか…

何らかの安心感と共に、その集団の行動と共に、
本日の裁判プログラムを覗き込む

そこで、裁判の数が半端無く多い事に驚いた!
1日にこれだけの裁判をしているのか!と、
目を丸くしながらも、分かりやすそうな裁判を選んだ

早速、目当ての裁判室を探し、着席する

裁判の内容は、
原告企業が被告企業からの依頼を受け、
DMサービスを行ったものの、
被告企業からの支払いが無いと、不払いを訴えた様子

被告企業は被告企業で、DMサービスの送付先が重複しており、
2重請求になっているので、その部分については支払わないとの意見の相違

勿論、第1回の公判で結審するわけでもなく、
淡々とお互いの意見が述べられ、
最後は、次回の日程を決定するに留まった


今度は、裁判の結審に参加したいと思ったが、
心配な事は、裁判員制度が始まると、
それぞれ弁護側の弁護士が、
裁判員の心象を如何に良くするかによって、
結論も大きく変わる事があるのではないかと思えた事。

また、労働裁判においては、大半の裁判員が従業員
(または従業員の家族)に位置づけされる事から、
経営者側には、大変不利になるのではないかと。

先の裁判では、被告企業側は、見た目と態度で損をしていた。

非常に良い経験になった







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