久しぶりに鉄道模型シミュレーターの記事を書きます。

皆さん、今年もあと1ヶ月ほどで終わりますね。

長文で、少し長くなりますが、I.MAGIC社長様に届きますように。

 

鉄道模型シミュレーターNXは、2018年9月3日に初めてユーザー向けに発表されました。

もう今年で5年になるとは早いものです。

しかし、一部のユーザーを除き、バージョンをNXをコンプリートしている方は少ないと思われます。

 

多くのユーザーは鉄道模型シミュレーター5で止まっている状態なのではないでしょうか?

その理由として、価格と以下のどれかに該当する原因があると考えます。

 

①パッケージ収録内容が薄く割高感がある。

②ユーザーが欲しいと思う車輛、ストラクチャーと開発側の意向がマッチしていない。

③自作ストラクチャー機能など、ユーザーが欲している機能と開発側の意向がマッチしていない。

 

①に関しては、I.MAGIC版、Tomix版ともにバージョン5の時と比べて収録内容が少ないです。

特にI.MAGIC版に関して言えば、パッケージ005以降、D51-1のみしか車輛が収録されていません。

ストラクチャーばかりになってしまっていることで、表現したいことが限定されてしまっています。

Zioさんもおっしゃっていましたが、先日発売されたTomixセット6の内容も部品収録が少ないとありました。

これには同意してまして、もう少し何か新しいものが無かったかと落胆の声が聞こえてきそうです。

 

それに加えて、NXに参入する障壁があるとすれば、PCを性能が良い高いものを購入しなければならない点です。

私もいろいろとNXに移行しようとPCに関して、鉄道模型シミュレーターのDiscord内でご相談した経緯があります。

購入したPCが、正常に鉄道模型シミュレーターNXを正常に動作させなければ意味がありません。

実際、今年導入したPCは20万近くしましたが、ハード面でGeForceの非搭載マシーンを購入してしまい、

満足に動作させることができていません。

 

アンロックパッケージのセット2個で10万円近く、PCで10万、NX専用のパッケージで15~20万というのは、

鉄道模型もそれなりに高いですが、このNXになってからは、かつてのVRM2,VRM3と比較しても、

割安感も薄いと思われても仕方がないでしょう。

初期投資で数十万円かけようものなら、お給料や年金生活者など、薄給の方もいらっしゃるとすれば、

参入は厳しいと思いますね。

 

②に関して言うと、色々と問題点が山積みしていると思います。

 

例えば、鉄道模型シミュレーター5の頃にモデル化予定だった205系の武蔵野線、南武支線、山手線(JR6扉車仕様)などは、

もう開発予定から10年以上経過しております。実車は廃車されたのがほとんどで、

開発していたものをお蔵入りにしたのか、データが残っているならば、今すぐにでもリリースするべきですよ。

しかし、リリースができないのであれば、その理由を添えて、ちゃんと消費者のユーザーに情報開示するべきだと思います。

それが、ユーザーと開発側の意思疎通であるし、ある意味、礼儀であると思います。

他にも、「新車開発情報」というものが鉄道模型シミュレーター5の頃にありましたが、そこに掲載されていた

281系はるか、485系雷鳥末期編成(ボンネット編成?)なども同様です。

 

近年、自作車両によって、その問題も若干解消されてきていますが、完璧に行われているかというと微妙な部分もあります。

同じ武蔵野線であれば、ビューわかしおさんやうつみさんが、最近209系500番台と485系1000番台を開発されたことで、重宝させていただいてます。しかし、上述した205系のモデル化は、わかしおさんがリリースする前の段階で先にリリースされてても良かったのではと考えております。

 

もう3点ほど車輛のリリース体系を求めるとするならば、以下の問題点があります。

 

1.公式ブログで開発のモデル化を予告した車輛が、その後何年もリリースされない。

2.閉鎖された、VRMONLINEで先行リリースされたモデルが、いつまで経ってもリリースされない。

3.閉鎖された会議室などでリクエストした車輛たちが、未だに新規のモデルでリリースされない。

 

1.は例えば、以下の内容です。

 

2016年の正月に、EF58-61(お召牽引機)の画像

→更新されたブログの記述には

「現代的なディティールのストラクチャ」

「有名機関車の有名なバリエーション」

「首都圏新系列電車」

の記載があります。

 

2019年1月7日付け

「キハ35」開発中

 

既にこの時から7年経過していますが、ストラクチャーばかりが出て、下2つの車輛に関してのが情報開示がなされてないです。

「首都圏新系列電車」となると、E235系1000番台横須賀線、E353系、E233系0番台G車、E261系サフィール踊り子などですかね?機関車の方は、EF58-61,EF58-89,EF58-122,EF58-150,EF58-157と、EF62(田端),EF64-1000(広島色),EF65PF貨物(カラシ色),EF81(北斗星牽引機除く田端機関区/長岡機関区)、EF210-300番台、EF510-300番台、HD300形などですかね。

 

このあたりの車輛群の情報を年末にかけて集中して情報出して欲しいです。

この話題から、久しく登場が無く、寂しい思いをしております。

 

2.は以下の内容です。

 

ONLINEで先行リリースされていた200系(E編成)新幹線、323系、E217系(湘南色)、EF65-1126、103系山手線(NX専用ドア開閉機能対応)といった車輛がパッケージ版ではいまだに収録されていません。ONLINEサービスが閉鎖されてから、既にかなりの時間が経過しております。この年末にでもリリースして下さると嬉しいです。それに関しての告知が無いのは、ちょっとどうなの?と思います。

 

3.は以下の内容です。

 

私は数年前、鉄道模型シミュレーター会議室に昭和全盛期の頃のブルートレイン車輛と別で、以下のブルートレインの客車をリクエストしました。同時に1990年代初頭のジョイフルトレインも一緒にリクエストしました。

 

14系

「さくら、みずほ」カルテット

「出雲2/3号、あかつき」のシングルDX、B寝台(オールソロ)

「北陸」のシングルDX、B寝台個室車(ソロ)、B寝台個室&シャワー室合造車

 

14系(座席車)

「あかつき」レガートシート

 

24系

「あさかぜ1/4号」「出雲1/4号」の金帯車フル編成

「あさかぜ2/3号、瀬戸号」のラウンジカー、シングルDX

「はやぶさ/富士」のロビーカー

「あけぼの」のシングルDX、ソロ

「なは」1人用B寝台個室(レガートシート、ニューソロ、デュエット)

 

北斗星の北海道編成と14系座席車は対応いただけましたが、これらのブルートレインの改造客車の車輛があることによって、完全再現できると投稿しましたが未だにモデル化に至っておりません。欲しい車輛があるのであれば、自分で作って欲しいということなのでしょうか?せっかくクオリティが高い車輛を公式でモデル化されてるのですから、ブルートレインの再現は良いと思うのです。

 

他にもJR東海やJR西日本の在来線の車輛群、最新鋭のN700S,旧型新幹線の100系(G編成/V編成)、300系(J編成/F編成),400系(L編成)、700系(E編成)など新幹線の車輛もVRM3に出てた車輛が消えていたりするので、復活させてほしいなと思います。

 

③に関しては、「自作ストラクチャー機能」に関しては多くのユーザーから、喉から手が出るほど希望されている機能です。ユーザーが長期間望んでいる機能を最優先で盛り込むということが、I.MAGICの売り上げや利益に繋がりますし、ユーザーとの意思疎通、ユーザーのモチベーションに繋がっていくと考えております。モチベーションは、人それぞれではありますが、好きな電車と好きなストラクチャーと好きなスクリプトを組み合わせて、夢のある仮想空間を作り上げることですよね?その目的達成こそが、I.MAGICの鉄道模型シミュレーターを活性化し、有意義な趣味になると思えます。

 

今、I.MAGICの鉄道模型シミュレーターNXは、ユーザーとI.MAGIC側の意思疎通やコミュニケーションが取れていないと思います。ユーザーの意向を全部聞く必要はありませんが、過去の開発予告でリリースを行うことを匂わせておいて、リリースが遅かったり、お蔵入りなのか、その後の動向を全くわからない状態にするのは、ユーザーの希望や盛り込みを無視されているように感じてしまいます。そのようなことがあるのは悲しいですね。

 

VRMは、昔の「模型より安く、手ごろな値段で、リアリティ高い車輛たちを自由に敷いた線路の上を走らせる」というものが、VRMシリーズのコンセプトだったと思います。どうか昔のVRM2やVRM3、VRM4の開発していた頃を思い出していただきますようお願いいたします。今回は、叱咤激励を込めた内容ですが、ユーザーの意向に沿っていただけたら、何を作っていただいても大丈夫ですし、文句も何も言いません。I.MAGIC社長のI様がどうか読んでくださいますように。

 

年末に、鉄道模型シミュレーター5の追加キットとGeForce搭載のPCを購入し、アンロック製品を購入して、鉄道模型シミュレーターNXに完全移行します笑