パティ・スミスが、6月に海外のテレビに出た時の映像を見ました。


彼女は、わたしの中では「賢者」そのもののイメージ。

ドキュメンタリー映画「dream of life」を見ても、今までのライブ映像をみても、そう思ってきました。

穏やかで、物静かで、すべてを見透かすような思慮深い瞳。


でも、今回歌っている彼女を見てびっくり!

「な、何か、かわいいぞ!」

おさげ髪だったのもあるかもしれないけど、今までも同じ髪型してたことはあるし。

ハスキーな、張りのある声もご健在で、とてもとてもかっこいいのだけど・・・。


楽しそうに歌う彼女の雰囲気が、少女のようにかわいらしいことにちょっと衝撃を受けてしまった(笑)


新譜の「BANGA」も瑞々しいアルバムだったし。

若返っている感すらあります。


いつでも自分自身であり続けるパティ・スミス。

いくつになっても魅力的な彼女は本当に素敵だなあ。

自宅のCDの整頓をしました。

「買ったけど、そんなに好きじゃなかったもの」と「好きだったけどもう聴かないかな?」ってものを思い切って売ることに。

今、ざっと数えたら、180枚くらい。

でも、300枚以上残ってしまった。


うーん、ちょっと不満だけど、まあ、こんなもんか。

200枚に絞れたらと思ったけど、CDは共有が多いんでまあ仕方ない。

うちは基本的に、音楽の趣味が合わないんで。


片付けしながら、そろそろバンド活動しましょうか、って話になった。

今やりたい音楽の方向性と、最近の心境の変化なんかを語る。

そういう話をちゃんとすること自体、かなり久々(笑)


「今、やりたいのはこういう感じ。」

最近ぼんやり浮かんでたことを、そのままストレートに伝えてみる。

「ほお、それはえらいことハードル高いね。でも、面白い。」

と、笑われる。

「ってか、何でそんなはっきりしたビジョンがあるのに今まで言わなかった?

俺が今まで考えてたのとまったく方向性違うんだけど?」

と責められる(笑)

それは当然、出来る気がしなかったから。怖かったから、です。


結局、わたしの希望の方向でお互い曲作りをしていくということで話は終了。

納得してもらえて一安心。


まあ、こんな年でこれからスタートさせようっていうんだし。

今更ハードル高いのは当たり前。

どうせなら、本当にやりたいことをやっていきたい。


どんなのが出来るか、楽しみだな。

原発、稼動してしまいましたね。

これだけ国民の声を無視する政府に幻滅している方も多いかと思います。


わたしも、何も出来ない自分自身にはがゆい思いをしています。


ただ、こんな状態の日本を放っておいた責任は、わたしにもある。

今まではそれが表に出ていなかっただけ。

今回の震災で、隠していたものが表面に出てきただけなのだと気づきました。

いろんな人の意見を読み、自分なりに原発やこれからの日本について考えてきました。


随分長い間、わたし達は自分の国をないがしろにし、見てみぬ振りを繰り返してきた。

その結果、今回のようなことが起こってしまっている。


急に起こったことではないのだから、解決には時間がかかると思っています。


まずは一人一人が自立すること。

原発がない範囲でも生活出来ることを身を持って示すこと。

それが今、一番大事なことかと思います。


今までの価値観にしがみついてきた人達には、到底受け入れ難いことでしょう。

それだけに、今後、わたし達の世代が示していかなければならない道筋は、長く、困難なものになると思われます。


この道に近道はなく、だからと言って悲観することもない。

確実に意識の変わって来ている人が増えて来ている。

もう、実は高度成長期からの考えにしがみついている世代より、新しい意識の人の方が増えているんじゃないか?

あとは、その意識をつなぐだけなんじゃないか?

そう思ったりするのは楽観的すぎるのでしょうか?


大事なのは日常生活を放棄しないこと。

一夜漬けで英雄にはなれないし、なる必要もない。

等身大の自分自身で意識を持って生活し、自分の日常を愛していきます。


原発の傍に住んでいる方々、とても不安な思いを抱えていらっしゃると思います。

日本のエゴのために危険な思いをさせること、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そして、日本中のこれ以上見てみぬふりをしたくないと思っている人たちが、大勢心を痛めているはず。

わたしも同じ過ちを繰り返したくない。


自分の中の光を見失わず、本当の笑顔で生きることの素晴らしさを見失わず、いつか光が届くことを祈っています。