イタリア、ファッションの旅きらきら!!

ローマからは北へ…ユーロスターに乗って

フィレンツェへ





フィレンツェにあるグッチの本店は

ミラノの店舗と比べると狭く(後で知ったけれども)

豪華と表現するよりも老舗え゛!

中はまるで迷路のようで

狭い道や、段差があってちょっと面白いじゅる・・










そこに行ったのは、日本に入ってこなかったアレ

日本未入荷のものを知るため(´-┃










何点かお洋服を見せてもらって質問開始

1つ1つ丁寧に答えてくれる優しい店員

しまいにゃミネラルウォーターとグラスを持ってきてくれた
(話が長くなったものねー)















私がグッチで最初に驚いたのは値段だったわねー

カバンなんかは、普通のレザーだったら10万までで買えるグッチ

でも

グッチのお洋服はそのへんぶっ飛んでて

レザーのジャケットなら50万前後

ファーがついてようものなら70万以上

デニムに凝った刺繍があって、チェーンなどの装飾があれば10万

シルクのドレスなんかは平気で30万以上

コレクションに出ていたロングシルクドレスは100万ほど

というお値段泣

おまけにロングブーツなんかはスタンダードなものでは20万前後

スーツで30万前後から…

と、カバンに比べるとお洋服がぶっ飛んでるわねー…

と言うのが最初、伊勢丹のグッチで感じた感想むー










それに比べると、シルバーアクセサリーやレザーのお財布は

少し劣るような感じ

クロコダイルやミンク、パイソンなどを使うアイテムはどのアイテムも
更にお値段はぶっ飛んでたけども


何かバランスが悪いような…


そんな印象を受けたグッチの本店林檎










1921年からの歴史あるグッチ

でも、そんな老舗のグッチが1970年代には世界の支店
512店舗を突破…


すさまじい勢いで海外進出していったのだけれども
80年代に塩化ビニールの大量のGGロゴバッグが生産されて

グッチの人気は低迷したの(そりゃそーだ泣

でも1994になってトムフォードがクリエイティブデザイナーになって
人気を越え、絶頂のグッチへと変貌を遂げるのぼー
正に迷路にさまよっているような歴史











もっと詳細はドロドロ?(グッチ一族の仲間割れなど)だけれども
時に方向性を間違えてしまったけれども
その名前を今に残しているの



そんな歴史あってのグッチだから
何だかバランスの悪いような気がするのかしら?ぼー

そして






トムフォードから光り続けているメンズ、レディースウエアは

本当に今も輝いていて

その完璧なまでの優美さにうっとりしてしまうのかしらじゅる・・

どこかエキゾチックでシャープなイメージのあるグッチの服たち










フリーダが手掛けるデザインもこれも美しい











迷路のような店の中

一人、数々のコレクションを見て思ったの














どんな迷路に迷っても

「本物」さえ見失わなければ

最初のゴールはあるものなのね










私の最初のゴールはいつかしら


















グッチの歴史と
その重さを知ろうとしたその日














改めて本物の大切さを知るの
だって
それを見失ってしまって

危うくすべてを無くしていたモノに触れたんだもの













グッチでミネラルウォーターを飲みながら
私はもっとゆっくり数々の服たちに触れたわ

















巨大な迷路に迷わないように

本物を見落とさないようにね