この仕事していて
最初によく耳にする台詞
「僕はダブルのジャケットは似合わない」
「あたし、パンツって似合わなくて…」
誰にでもあるファッションのコンプレックス
そんな人と会うと私は声を大にして言うの
「それは似合わないんじゃなくてその服がね
駄目なの
偽物なのよ」
皆、きょとんとするわ
「いや…直営店で買った」
はいはいはい
そーじゃなくて
ダブルジャケットが似合わない?
そんな男性いるわけないの
出遭った服が似合わなかっただけじゃないの
パンツスーツが似合わない?
そんな女性もいないわ
出遭った服が悪いのよ
私は本物のファッションは誰でも似合うと思ってるの
これが私の考え方
一度でもつまらない偽物の服を身にまとって
鏡を見て似合わないと思ったら
もうその服はほぼ
人生で着ることがなくなるわよね?
でもそんなのナンセンス
それはね
服が悪いのよ
決してあなた自身が似合わないんじゃないの
本物の服はそうはさせない
そんなコンプレックスを与えず
輝けるのが本物のファッションなの
私はそんな服を提供しているわ
本物の服はね
求めるのであれば、似合うのよ
中には、この歳で背中のあいたドレスはちょっと…
という女性がいたわ
今まで来ていたドレスはカヴァリがほとんど
大きく開いたV字はセクシーなんだけど…
背中を魅せるドレスはただのV字とは限らない
シルクだけのドレスがドレスじゃないの
40代の女性
シルクの甘いフリルが多い
チューリップラインや
シレーンラインのドレスたち
私はこの女性の初めての仕入れはドレスにしたの
背中の開いたね
喧嘩を売っているように見える?
あのね
いくつになっても似合わない服なんてないのよ
似合う本物の服が必ずあるの
まだ出会えてないだけよ
私が買って帰ってきたのは
クリスチャンディオールのオブリークラインのドレス
1950年代にパリで考案されたライン
スカートに斜めのタックをとっ、前の打合せも斜め
斜線を強調することによってウエストラインをほっそり魅せてくれるの
そしてカラーも大事
40代の落ち着いた女性
気品あふれる女性
ウォークインクローゼットの小物
バッグは黒ばかり…
黒はどの女性にも似合う
でもこの女性
肌の色は少し黒めで
メイクはダーク系のブラウンがかなり多いの
(女性にはいつもコスメも見せてもらうの)
背は低めで
小柄な感じ
そんな女性にディオール?
まぁまぁまぁ…
私が選んだのは
アザレアカラーのドレス
アザレアは暗い紫みのある赤
これ
色白の小柄な女性より
色黒の小柄な女性の方が似合う
まさに彼女のためにあるようなドレスだったわ
オブリーク・ラインのドレスは
小柄な彼女をより細身に縦長に魅せれるの
そして背中はV字に広がるけれども黒のレザーで編み上げられた
V字ゾーンは影ができてより美しいの
お素材はウール
甘いシルクよりもカチッと感のある雰囲気は40代の女性
40代の甘い大人の女性に楽しめる素材の1つでもあるの
ウールジャージーと呼ばれるもの
これはウールをメリヤス編にしたもの
ジャケットなんかでよく見るものなんだけど
ドレスだからダブル編みになっているお品
弾力性も勿論、延びに限度のあるものだから
小柄な人ほど似合うの
こんな調子で
この女性に似合うと思った本物を
合計3着
(0着~最高で21着1人の人に仕入れたわ)
私は買ってきたお値段の2倍でお品を提供しているから
3点で140万前後だったかしらねー?
飛行機代や滞在費は別よ
高い?
高いか安いかが重要じゃないの
贅沢な人にはね
(贅沢な人の定義はもう1つ前のブログを読んでちょーだい)
その3点
全てを気に入って下さったわ
似合わない服なんてあるわけないもの
似合わない色はあっても
似合わない服なんてないのよ
これが私の思うスタイル
さて
今日もデートの予定をたてないと
最初によく耳にする台詞
「僕はダブルのジャケットは似合わない」
「あたし、パンツって似合わなくて…」
誰にでもあるファッションのコンプレックス
そんな人と会うと私は声を大にして言うの
「それは似合わないんじゃなくてその服がね
駄目なの
偽物なのよ」
皆、きょとんとするわ
「いや…直営店で買った」
はいはいはい
そーじゃなくて
ダブルジャケットが似合わない?
そんな男性いるわけないの
出遭った服が似合わなかっただけじゃないの
パンツスーツが似合わない?
そんな女性もいないわ
出遭った服が悪いのよ
私は本物のファッションは誰でも似合うと思ってるの
これが私の考え方
一度でもつまらない偽物の服を身にまとって
鏡を見て似合わないと思ったら
もうその服はほぼ
人生で着ることがなくなるわよね?
でもそんなのナンセンス
それはね
服が悪いのよ
決してあなた自身が似合わないんじゃないの
本物の服はそうはさせない
そんなコンプレックスを与えず
輝けるのが本物のファッションなの
私はそんな服を提供しているわ

本物の服はね
求めるのであれば、似合うのよ
中には、この歳で背中のあいたドレスはちょっと…
という女性がいたわ
今まで来ていたドレスはカヴァリがほとんど
大きく開いたV字はセクシーなんだけど…
背中を魅せるドレスはただのV字とは限らない
シルクだけのドレスがドレスじゃないの
40代の女性
シルクの甘いフリルが多い
チューリップラインや
シレーンラインのドレスたち
私はこの女性の初めての仕入れはドレスにしたの
背中の開いたね
喧嘩を売っているように見える?
あのね
いくつになっても似合わない服なんてないのよ
似合う本物の服が必ずあるの
まだ出会えてないだけよ
私が買って帰ってきたのは
クリスチャンディオールのオブリークラインのドレス
1950年代にパリで考案されたライン
スカートに斜めのタックをとっ、前の打合せも斜め
斜線を強調することによってウエストラインをほっそり魅せてくれるの
そしてカラーも大事
40代の落ち着いた女性
気品あふれる女性
ウォークインクローゼットの小物
バッグは黒ばかり…
黒はどの女性にも似合う
でもこの女性
肌の色は少し黒めで
メイクはダーク系のブラウンがかなり多いの
(女性にはいつもコスメも見せてもらうの)
背は低めで
小柄な感じ
そんな女性にディオール?
まぁまぁまぁ…
私が選んだのは
アザレアカラーのドレス
アザレアは暗い紫みのある赤
これ
色白の小柄な女性より
色黒の小柄な女性の方が似合う
まさに彼女のためにあるようなドレスだったわ
オブリーク・ラインのドレスは
小柄な彼女をより細身に縦長に魅せれるの
そして背中はV字に広がるけれども黒のレザーで編み上げられた
V字ゾーンは影ができてより美しいの
お素材はウール
甘いシルクよりもカチッと感のある雰囲気は40代の女性
40代の甘い大人の女性に楽しめる素材の1つでもあるの
ウールジャージーと呼ばれるもの
これはウールをメリヤス編にしたもの
ジャケットなんかでよく見るものなんだけど
ドレスだからダブル編みになっているお品
弾力性も勿論、延びに限度のあるものだから
小柄な人ほど似合うの
こんな調子で
この女性に似合うと思った本物を
合計3着
(0着~最高で21着1人の人に仕入れたわ)
私は買ってきたお値段の2倍でお品を提供しているから
3点で140万前後だったかしらねー?
飛行機代や滞在費は別よ
高い?
高いか安いかが重要じゃないの
贅沢な人にはね
(贅沢な人の定義はもう1つ前のブログを読んでちょーだい)
その3点
全てを気に入って下さったわ
似合わない服なんてあるわけないもの
似合わない色はあっても
似合わない服なんてないのよ
これが私の思うスタイル
さて
今日もデートの予定をたてないと
