私の仕事はバイヤー
悪いけど、人を選ぶバイヤー

こうなったにもワケがあってね
(まぁそれは今までのブログを読んでちょーだい)








私の仕事のポリシーは買う人、売る人の

摩擦ゼロ




はい
ビルゲイツのパクリ~と思わないでね









直営店は定番なんかはそろってるけど
1人の人のリクエストには答えてくれないもの

それならあれよ、あーた










本物を見て
知って
触って

納得して
欲しいと思う人に贈るの






本当に毎回楽しいわLOVE








私はお客が上だと思っている関係は
ファッションでは良いとは思わないの

特に本物を扱う店ではね






同じようにファッションの虜になった者同士ですもの
どうして上から目線で指図されなきゃいけないのかしら?
それならあれよ

直営店なり
他のバイヤーにお金だけ渡して手に入れてちょーだい
モノだけ欲しい人はそうすればいいと私は思うの








私の仕事はバイヤーにするとかなり変わってて
まず電話かメールでデートの日にちを決める
というか電話かメールがくる

男性も女性も一緒ラブ

私は人の話を聞くことは好きなんだけど
自分の話をすることは苦手
こんな風にブログだと書けるけど
話すとなると話は別







会う日を決めたら
まず、着ていく服を決めるきらきら!!
お化粧も決めるきらきら!!

楽しいもの

同じようにファッションに魅了された人と会うのはね





約束の日を迎える


新幹線で東京に行くこともあれば
香川
飛行機で、北海道
あとはねー
愛知
勿論、京都や大阪、神戸
長崎、神奈川に行く






待ち合わせの時間になると
いつもキャーキャー言ってる

騒いでる学生と同じねキラキラ

待ち合わせをしている人も完璧なファッションで登場
しばらくそこで立ち話

おっちゃんも
おばちゃんも
お姉さんも
お兄さんも
おばあちゃんも…

私の反応は一緒

キャーキャー服の話で盛り上がって




予約して頂いてる所でランチ
その人が忙しそうだったら私が予約
そのへんも友人と一緒
出来る人がするの






話は今の服、買った服、欲しい服
から
家族や仕事の話や
時には株やら土地やらの話もする

でもやっぱどの人もメインは
ファッション






ご飯を食べたら、一緒にその人の家か
クローゼット用の家に行く








そこでも私は本物に触れる






中にはお靴を800足持っている人や
レザージャケットだけで100着を越えるおっちゃんもいる



私はバイヤーだけど
私は話を聞く




そう
私も教えてもらうのラブ
知らないことも知りたい






意見を言い合ったり
一緒にコレクションを見たり
時にコレクションごっこをしたりして
1日楽しむじゅる・・

時にこの楽しい時間を1週間過ごすこともある





ホテルに帰って
最初から始めているメモを書く
時々
その人の家族と一緒にホテルでに泊まって
朝までファッションで盛り上がることもある







その間に次に欲しいもののイメージを聞いたり
狙っているものを聞いたりする










私に欲しいものを名指しで言う人はそうそういない
これが欲しい!と言う人もそうそういない
(バルマンのジャケットは何人かいて、もう仕入れたけども)

皆、触ったことのない生地や
写真で見ただけでは満足できないもの




私は現地へ行って
くまなく本物の服を探す
展示会にも行くし、直営店にも行く、
現地のセレクトショップのバイヤーにも相談するし
時にアウトレットに行って注文の型落ちを探したりもする

本物はどこにあるかわからないから
くまなく探す

そしてその人のイメージしている本物を見つける




そして日本に発送し
次のデートの時に持っていく









返品は今まで一度もされたことがない
クレームもバイヤーをしてからは一度もない
それまでの仕事ではほぼ毎日あったけどね






私はその人たちの親しい人になるの
共通の話題で騒いで、笑って
時にコレクションの感想の意見の食い違いで喧嘩もして
最後に笑って
時に私の知らないことも教えて貰ってしっかりしろよ~と言われて
最後にまた笑う










本物しか買わないから
文句ばっかいって、ケチつける人間は私の周りにはいない
本物か偽物かと疑う馬鹿もいない

本当の意味で成功して
優雅な道を歩いている人たちばかりだもの

そして贅沢な人たちばかり
「贅沢は貧乏の逆じゃないのよ、下品の逆なのよ」
これは有名なココシャネルの名言

そんな人たちが私を見下すわけもなく
逆に媚を売るわけでもない







そんな関係を築いてる









これが私が選んできたものを買ってくれる人との付き合い方




私は親しい人と楽しく生きてるの