「寒っ」
14歳の時に初めてみたヴェルサイユ宮殿
パンフで見ただけの景色
死ぬまでに行けたらいいなぁ
程度に思っていたフランス
そんなフランスについて初めに出た言葉
決意をして3日で仕事をきりよく片付けて
大学も代返を頼み
いざ
エルメスを見にパリへ
今回の目的は観光ではなく
エルメスで本物を知りに行く旅
前回のブログ決意の日からスタートして
5日目の夕方
私はシャルルドゴールに到着
さすが現地人らしき人は
オシャレで
爽やかさん
初めてのヨーロッパ
隣には祖母
14時間も着物姿のおばあちゃん
疲れてないかを聞くと
「一度、パリをお着物を着て歩いてみたくてねぇ」
とのこと
通りすがりの観光客やら
現地の人に写真をとられまくる
私
ではなくおばあちゃん
この日2人でフランスへ来るために
私はケリーを買う予定だったお金をつぎ込んだ
さすがに自分の祖母に何十万も出させたくない
そして急なフライトだったため
格安航空はとれず、やや高めのエアフラにて出発した
こういう男らしい性格は私の長所とも…言える?
本物を知りたくて使うお金ですもの
ケチってられん
そんな節約は
日本に帰国してからで十分
ホテルは空港からタクシーで40分ほど
小さなこじんまりしたホテル
それでも
初めてヨーロッパに来た私にとっては満足のいく部屋
初めてのヨーロッパ
パリの印象は上品
それに伴い物価も高い…
当時
ユーロは面白いくらいレートが悪く
タクシーで夕方走るものなら1万円を軽く超えた
ホテルは1泊120ユーロ
昔のレートで2万円前後
それを5泊で10万…
天井は高く
一応パリでは珍しくバスルーム付き
窓をあけると裏庭を見下ろせて
テーブルの上には花が生けてある
机の色もいい具合に色落ちしてて
香りがもはや異国
高いところが苦手で
飛行機の中でまともに眠れなかった私は
心地よく
パリにきたという実感があまりないまま眠りについた
明日はいよいよエルメスへ行く日