何じゃー124万って!
そう叫んで立ち直るまでに2日
それまでなんとも思ってなかった
バーキンの値段なんて
私の常識内でカバンは高くて
2、30万…
大学に行く
同い年か1,2個上の先輩が持つ
あのカバン
甲南女子は電車から
バスに乗って大学へ行く
スクールバス
そこに並ぶ女の子をチェック
大学でもチェックする
少しのチェックでも
バーキンを持つ子を1日に5人ほど確認
毎日チェックすると
昨日バーキンを持ってた子のバーキン
なんと色が違う…
なんじゃこの大学
はぁ…
とりあえず
欲しい
欲しくない
高い
は置いておいて
私はエルメスが何かっていうことをまず調べることに
1837年
エルメスの最初はパリに作った馬具工房
馬?
あーだからロゴが…そういえば馬だったような
馬具工房だった企業は
腕時計、香水、服飾へと展開
1980年代に入ると
エルメス社は企業を次々と買収
でも
リシュモンカや
天下のLVMHの買収とは違う買収戦略
それは
職人技の維持を目標にした買収
確かに
ヴィトンはいい革を使ってるんでしょう
でも
エルメスはそれだけではなく
職人技
もはや芸術ともいえる
才ある人間の技の維持を目標にしたそうで
その徹底する職人技を守り、維持する企業体制は
今でも続いているとの事
エルメスは年に2回
パリでセール(ソルド)をします
これ
ただのセールじゃなくて
Sスタンプ付きのセール
売れ残りにもスタンプ
そして
職人のミスがある商品にも
Sスタンプを押して販売しているのです
つまり
職人技でミスをした商品は
正規の直営店には並ばない
なんという徹底振り
これじゃあエルメスの商品価値は落ちるわけがない
本当にいいものは
素材だけではないのか…
そういわれると
シャネルスーツも素材が良くて欲しいわけではなかった
エルメスは完璧
完璧な女性の憧れ
完璧なカバン
それはもう芸術のようなライン
素材
デザイン
日々使うものだからこそ温かみも欲しい
それを満たしてくれるのがエルメスなのか
そして
エルメスの職人は本当に数える程度
その中でもバーキンの職人は
世界で10人未満
と言われているそう
10人以上にはならないんだそうで
希少性もある
それは…
高くつきますね…
エルメス製品は全て完璧に拘ったもの
完璧主義の働く男女は勿論
世界のセレブに愛されるわけだ
エルメスにある美しさは
完璧な美
だったわけであります