奈良県桜井市の談山(たんざん)神社は藤原鎌足(かまたり)をおまつりしています。
大化の改新の645年、鎌足と中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)が、蘇我入鹿(そがのいるか)を討つ直前、2人はここで蘇我氏討伐を謀り国造りを語りました。
のちに談(かたら)い山とも呼ばれ、神社名の由来になりました。
高さ約17メートルの十三重塔は、鎌足の長男の定慧(じょうえ)が678年、鎌足をまつるためにたてた塔婆です。
いまの塔は1532年の再建です。
墨一色摺り(奈良墨 玄林堂 墨液)
和紙