久しぶりに男は居酒屋に行ってみた。確かに暇で午後10時で
2、3人の客しかいない。
ビールを飲んで一旦出て他の居酒屋に時間つぶしに入った。
そこで見知らぬ客が話している、裏居酒屋のうわさ話を聞いた。
もう潮時だと思った。
他の居酒屋でもうわさが簡単に交わされるようではもうお終いだ。
電話を入れてすぐ女将に伝えた。
すぐに店に来てくれと言われて走った。
女将もそんな噂はすぐ立つので決心はついたようだ。
「今夜限りにしよう」
女将は別の場所、京都か金沢かあまり遠くないところで、
「一緒にやらないか」と男に言った。
もちろん了解をした。
今夜限りでお開き、股開きである。
今夜の宴で最後、明日は荷造りをして、古都奈良から遠く離れよう。
ありがたや、ありがたや「〇ンコ●ンコ 〇ンコ●ンコ」
完