古都の裏居酒屋 はじまり はじまり | まいどーおおきに 河内の樹々の独り言

男はある日、店番をしながら和菓子屋の御隠居と話していた。

奈良市内にある居酒屋の話である。

 

男はこの店に10年位通っている。客筋は、菓子職人、クロス張り職人などの、比較的若い労働者が中心である。

チューハイ2丁、ビール1本、煮豆にお新香、この店は一銭めしやの様に食事も出来るので非常に繁盛している。

女将は一度結婚をしているが現在は一人身で、息子が1人いる様子だがはっきりとは解らない。
カウンターの中には若い女の子が入っているの繁盛している原因かもしれない。

実はこの居酒屋には裏の顔がある。

「 これからお話する事は絶対秘密なんですよ」

 

 なにがはじまるのか!