韓国語講座―(4)ハングル子音の発音 第1弾-双子音「ㄲ・ㄸ・ㅃ・ㅆ・ㅉ」 | Chani's 韓国語講座!

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こんばんは~!今日の講座はハングルの子音の双子音についてです。

双子音(쌍자음そうしいん)は子音が双子のようにくっついてる文字の事を意味します。

双子音はバッチムの発音と共に難しく思う学習者が多いです。

何故かというとですね。

「ㄲ」と「ㅋ」の発音は「か」に、

「ㄸ」と「ㅌ」の発音は「た」に、

「ㅃ」と「ㅍ」の発音は「ぱ」に、

「ㅆ」と「ㅅ」の発音は「さ」に、

「ㅉ」と「ㅊ」の発音は「つ」に。

このように同じく二つの発音が日本語の一つの発音に聞こえて聞き分けられないからです。

ですが、逆に韓国人の日本語学習者も「か」「た」「ぱ」「つ」の発音に戸惑います。

そして、韓国人の日本語学習者の発音が可愛く感じる理由もここにあります。

何故なら、ひらがなを覚える時

「か」は「카(ka)」の発音

「た」は「타(ta)」の発音

「ぱ」は「파(pa)」の発音

「つ」は「쯔(tsu・chu)」の発音

このように一つの発音であると学んだ上に、矯正しようともせずただ勉強するからです。

 

日本語学習者は一つの文字が二つの発音に聞こえて

韓国語学習者は二つの文字が一つの発音に聞こえるという事です。

しかし、韓国語学習者は新しい発音を覚えるわけではありません。

もう、常に使っていた発音なのです。

 

音声講座がなくても、解るように表で整理してみました。

名前は子音の名前(呼び方)で、発音は日本語のひらがなで表記した発音です。

(母音の名前の読み方及び発音はバッチムの発音の講座で扱う予定です)

英語で表記しても双子音は表記できないためにひらがなで表記しました。

가나다라の母音の「ㅏ(あ・A)」を基準に発音を書きましたが、

「ㅊ」と「ㅉ」の「ㅏ」発音である「차」と「짜」の正確な発音が、

日本語にはないために「つ」で表記しました。

表を見ると同じ色の物が日本語では一つの発音に聞こえるものです。

ひらがな表記は同じく見えますが、双子音の前に小さい「つ」が付いていることが分かります。

このように、双子音の発音は小さい「つ」がついてからの発音です。

 

それでは下の表の例文を読みながらやってみましょう。

例文を読んでから、ハングル表記がついてあるところの発音だけ比較してみましょう。

違いが解りますか?

ティッシュや紙を口のすぐ前においてやってみましょう。

まず、「た」の「타」「따」と「ぱ」の「파」「빠」で「파」「타」の発音の時には

目立つほど紙が息に吹かれるはずです。

その他の「か」の「ㄲ」「ㅋ」、「さ」の「ㅆ」「ㅅ」、「つ」の「ㅉ」「ㅊ」も

目立つほどではありませんが、双子音の方の動き(吹かれ)が少ないはずです。

 

このように、二つの文字が一つの文字の発音に聞こえても

実際の発音と口の中の動きが異なります。

息で紙が動くかどうかで分かりますので、紙を持って練習してください。

 

双子音の発音が理解できましたでしょうか?

双子音とは難しく見えても今まで無意識的に使ってきた発音だったことが解りましたね。

少しの練習さえすれば意識して分けて使える事ができると思います。

 

以上チャニでした!

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