こんばんは~!
今日の講座は韓国語の助詞についてです。
助詞とは漢字語そのまま、助ける詞!助ける言葉です。
何を助けるかというと。
最初の授業で言葉はLEGOと考えることだと言いましたが
助詞もまたブロックであり、ブロックとブロックをくっつける時
その間に入れると、もっとブロック同士がお似合いになり
完成の形が分かりやすくするように助けるんです。
それでは、日本語の助詞は何があるか見てみましょう。
「は」「の」「が」「を」「に」「で」「へ」「と」
「や」「とか」「も」「など」「ずつ」「だけ」など沢山ありますね。
その中でも、まず知って置くべき助詞から説明したいと思います。
「は」⇒은/는
「が」⇒이/가
「を」⇒을/를
「と」⇒과/와 or 이랑/랑
「や」⇒이나/나
「で」⇒이고/(이)고
「とか」⇒이거나/거나
の助詞は韓国語では二つの読み方があります。
使い分け方を難しがってよく見違える学習者が多いのですが
上記の助詞はバッチムの有り無しで使い分けると簡単です。
下の表を見てみましょう。
(周りにパン빵と牛乳우유があったので例文の単語はパンと牛乳にしました(笑))
このようにバッチムの有り無しで使い分けて使います。
●ここで「と」は「과/와,이랑/랑」二つがありますが、
二つとも同じく「と」の意味で「이랑/랑」が話し言葉であるだけで差は特にない
・例〉パンと牛乳をください→빵이랑 우유를 주세요 = 빵과 우유를 주세요
●「で」と「とか」のバッチムの無い助詞の前に「(이)」と書いてありますが
これは「이」を付けても付けなくても自然なので自由に使ってもいいです。
また、今日説明する「で」は「これはパンで、それは牛乳です」という使い方の助詞です。
「で」は使い方が「に」と共にいくつかあるため、また詳しく説明します。
次にバッチムの有り無しに関係なくそのまま使う助詞です。
●「の」は日本と韓国は同じく使いますが、韓国ではよく省略しますし
省略した方がもっと自然に聞こえる場合が多いです。
・例〉 先生の本 ⇒선생님의 책 → 선생님 책
韓国語の授業→韓国語授業⇒한국어의 수업→한국어 수업
日本のビール→日本ビール⇒일본의 맥주→일본맥주
日本での思い出⇒일본에서의 추억
ですが、「質問のある人」での「の」は元々「質問がある人」なので「이/가」で訳せばいいです。
また、「에/에서」の意味の「で」は今度の授業で扱いますが、「で」=「에/에서」であり、「の」=「의」なので、「で」+「の」=「での」⇒「에서」+「의」=「에서의」という事になります。ただ、くっつけるだけです。そして、母国語での難しい文法や言い方は先ずもっと分かりやすくて簡単な表現や言い方に変えてから訳しましょう。
●「しか」での「밖」は「そと」という意味もあることを一緒に覚えてください。
また、日本語で「しか」の後ろに自然に「ない」がついてくるように、韓国語でも「없다」が自然についてきます。
・例〉パンしかない→빵밖에 없다
因みに動物のしかは「사슴」と言います。
●「だけ」も「のみ」も言い方によってどっちも「만」「뿐」で訳せますが
ニュアンスでは「만」は「だけ」に、「뿐」は「のみ」に近いです。
それでは「~뿐만(이) 아니다」というものもありますが、
簡単に「のみ」+「だけ」が合体して意味がもっと強くなって
強調する言葉になったと考えると解りやすいと思います。
(同じ言葉や似たような言葉を繰り返して言うと強調してるように聞こえる感覚)
例文を見ると発音が違うだけで使い方が同じである事が分かります。
例〉빵뿐이다 →パンのみ「だ」
빵만 있다 →パンだけ「ある」
빵뿐만(이) 아니다 → パンだけでは「ない」
●「など」は「等(音読みでトウ)」の漢字語です。
日本語で「~等々」と使うように同じく韓国でも「~등등」と使います。
●「ずつ」は日本と韓国使い方が一緒なので、そのまま「ずつ」=「씩」と単語として覚えればいいと思います。
他にも沢山の助詞がありますが、今日はここまでです。
まずは、韓国でも日本でもよく使われる助詞プラス知っておくと為になる助詞でした。
「뿐・만=だけ・のみ」のように使い分けが紛らわしいものがこれからも沢山あると思いますが
韓国語と日本語は似ているので単語として母国語のニュアンスをちゃんと覚えて置くと
ブロック遊びをするみたいに色々応用や推理ができるようになって使える表現が広がります。
なので、文法をそのまま覚えるより、単語一つ一つのニュアンスをちゃんと解るようにしましょう!
質問のある方は気軽にコメントください^-^
以上チャニでした!