今のバイト先のひとつが、すごく働きやすい職場です。
女性スタッフばかりですが、20代前半の若いお嬢さん方から、子供は独立したの〜というベテランママさんまで、和気あいあいと働いています
その中に50代後半の看護師さんがいます。
先日その方が、
「わたしね、頭も体も元気なうちに仕事をやめようと思うの。だから今年度で退職するわね。」
とおっしゃっていました。
仕事も頼りになる方だし、なんとも言えぬ明るい愛嬌があって、職業スキルとご本人の人柄が合わさった円熟の境地のひとつだと思っていました
患者さんが「お正月には一応孫も顔を出したけどね、お年玉貰いに来ただけよ、すぐ帰っちゃった。」なんてつぶやくと、
「あらぁそうだったの、じゃあわたしも貰いに行けばよかったね!」
なんてニコっと返したりするんですよね。とっさにこの返し、マネできぬ・・・
それを聞いて、すごく考えさせられたんですよね。
いつ仕事をやめるかなんて、今までちゃんと考えたことがなかったんです。
勉強は半分趣味みたいなものだし、
妊娠出産やキャリアのプチ挫折を経て自分が身につけた人間力のようなものが、多少は芸の肥やしになっている実感もあり。
日野原先生とかDr.Tierneyとかカッコいい!みたいな感じで、高齢になっても働ける気がしていました。
でも、自分がそういうラッキーなタイプとは限らない
自分の職業人生の終わりを決めるには、それなりの知力精神力が必要でしょうから、
それが残っているうちに幕を引きたいものです。
母のことは大好きですが、最近やはり精神的な硬直化は感じるところです。
わたしもきっとそうなるだろうから、頭の固いオバサンになってたら教えてね!と夫にお願いしておきました
それに健康寿命を考えると、仕事以外にやりたいことがあればそれに取り組む猶予はシビアに考えた方がいいですよね。
わたしはできれば、
仕事引退後に趣味に没頭ではなく、仕事もプライベートも並列して楽しんでいきたいので、
その思いを新たにしました。
英語圏の海外で働きたい・・・
大局的に考えると、仕事に家庭にヒーヒーいう時間は、
人生のうちで本当に限られた一時期
目一杯楽しみたいものです。
子どもたちを育て終わって、仕事も幕を引いて、そしたら人生の目的は何になるのかな?
わたしに生きていてほしい人がいる限り、その思いに答えること?
それはいわゆる延命治療につながるのでは?
まぁ人生に目的は別にいらないですけどね
ではでは。
写真は中野の子連れカフェFullhouseです。幼児歓喜