5月16日公開の「60歳のラブレター」の試写行ってきました。
60歳前後のカップル3組の恋愛を描いたラブストーリーです。

仕事と愛人にかまけて家庭を顧みなかった夫との熟年離婚を選んだ中村正俊と原田美枝子の元夫婦。
魚屋を営むささやかな生活の中で、寄り添い合っている夫婦にイッセー尾形と綾戸智恵。
妻を病気で失い出世コースからも外れた医師と、売れっ子翻訳家が巡り合って恋に落ちる井上順と戸田恵子のカップル。
登場人物の人生が微妙に重なり合い、アンサンブルを奏でる手法がロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」のよう。
それぞれのカップルが過ごしてきた人生の重さと、別々の人生と人生が交錯する妙味。
この映画の良さは、言葉を尽くしてもなかなか伝わらないかもしれません。
目を惹く描写や派手な展開などない、むしろたどたどしくさえある語り口ですが、そこから紡ぎ出される物語は熟成されて濃厚。
凡百の映画に勝ります。素晴らしい!
そして6人の主演俳優が演じる、登場人物の人生を背負ったかのような、まさに「そこにある」演技。
単に上手・下手ではなく、演者自身の人生に裏打ちされた存在感のある芝居に感動しました。
しかし惜しむらくはあまりに地味な映画。
いかにお客さんに劇場に足を運んでもらうための動機づけができるかが問題ですね…。
「おくりびと」みたいな効果は望めませんし。
僕の個人的な意見ですが、「おくりびと」よりもこの「60歳のラブレター」の方が好きです。
登場人物に愛おしさを感じ、生きていくことに前向きになれる映画でした。
脚本が古沢良太さん。
「キサラギ」、「ALWAYS三丁目の夕日」の方ですが、こんなにいいホンが書けるんだってびっくり。
だって直前に「釣りキチ三平」を観ちゃったんだもの…。
この映画で「釣りキチ三平」での汚名を雪ぎましたね!(あれは一体なんだったんだ?)
監督は深川栄洋さん。
まだ33歳の監督さんですが、この映画を撮ったとは思えないほどの若さ。
この年でこの作品が作れるんだww。
ある意味自主映画っぽい作風(狙いかもしれませんが)が功を奏していると思います。
今後の活躍にも期待したい監督です。
年をとるのも悪くない…というか年をとるからこそ面白い人生ってあるんだと思います。
年を重ねた人ほど、深く感動できる映画だと思いますが、できれば若い人たちに観てもらいたい!
観れば「生きることっていいな」、「結婚っていいな」ときっと思える素晴らしい映画です。
ああ、みんなにお薦めしたい!
↓試写会会場で配っていたラベンダーの香り袋。
この映画の重要なロケ地、富良野の品です。

60歳前後のカップル3組の恋愛を描いたラブストーリーです。

仕事と愛人にかまけて家庭を顧みなかった夫との熟年離婚を選んだ中村正俊と原田美枝子の元夫婦。
魚屋を営むささやかな生活の中で、寄り添い合っている夫婦にイッセー尾形と綾戸智恵。
妻を病気で失い出世コースからも外れた医師と、売れっ子翻訳家が巡り合って恋に落ちる井上順と戸田恵子のカップル。
登場人物の人生が微妙に重なり合い、アンサンブルを奏でる手法がロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」のよう。
それぞれのカップルが過ごしてきた人生の重さと、別々の人生と人生が交錯する妙味。
この映画の良さは、言葉を尽くしてもなかなか伝わらないかもしれません。
目を惹く描写や派手な展開などない、むしろたどたどしくさえある語り口ですが、そこから紡ぎ出される物語は熟成されて濃厚。
凡百の映画に勝ります。素晴らしい!
そして6人の主演俳優が演じる、登場人物の人生を背負ったかのような、まさに「そこにある」演技。
単に上手・下手ではなく、演者自身の人生に裏打ちされた存在感のある芝居に感動しました。
しかし惜しむらくはあまりに地味な映画。
いかにお客さんに劇場に足を運んでもらうための動機づけができるかが問題ですね…。
「おくりびと」みたいな効果は望めませんし。
僕の個人的な意見ですが、「おくりびと」よりもこの「60歳のラブレター」の方が好きです。
登場人物に愛おしさを感じ、生きていくことに前向きになれる映画でした。
脚本が古沢良太さん。
「キサラギ」、「ALWAYS三丁目の夕日」の方ですが、こんなにいいホンが書けるんだってびっくり。
だって直前に「釣りキチ三平」を観ちゃったんだもの…。
この映画で「釣りキチ三平」での汚名を雪ぎましたね!(あれは一体なんだったんだ?)
監督は深川栄洋さん。
まだ33歳の監督さんですが、この映画を撮ったとは思えないほどの若さ。
この年でこの作品が作れるんだww。
ある意味自主映画っぽい作風(狙いかもしれませんが)が功を奏していると思います。
今後の活躍にも期待したい監督です。
年をとるのも悪くない…というか年をとるからこそ面白い人生ってあるんだと思います。
年を重ねた人ほど、深く感動できる映画だと思いますが、できれば若い人たちに観てもらいたい!
観れば「生きることっていいな」、「結婚っていいな」ときっと思える素晴らしい映画です。
ああ、みんなにお薦めしたい!
↓試写会会場で配っていたラベンダーの香り袋。
この映画の重要なロケ地、富良野の品です。
