
観てきました。
「チェ28歳の革命」。
来月の頭にBShiで「モーターサイクルダイアリーズ 」もありますね。
どちらかというと順番逆で観たかったけど仕方ない!
うーん、実はソダーバーグの映画はオーシャンズ11のシリーズもそうだけど、正直疲れるのであまり好きじゃないのです…。
でもこの映画の場合、チェ・ゲバラという一人の革命家の人生が見たかったので一抹の不安を抱きつつも行って来ました。
しかし、テレビとかの再現フィルムでは大抵実物より映像上のキャラが格好良かったり、可愛かったりするものですが、ベニチオ・デル・トロより、本物のチェ・ゲバラの方が格好良い!(笑)
(°Д°;≡°Д°;)
で、ソダーバーグ。
いやあ、いつもながらカットバックが多くてわかり難い。
全体の流れも把握しづらいし、地名とか場所もどうなってるのやらわからない…。
時代背景も少し説明されるけど、はっきり説明はされない。
(オレ、なにもわかってないんじゃないか?( ̄□ ̄;))
でも、ソダーバーグはゲバラが『なにを為したか』ではなく、ゲバラがいろいろな局面でどう振る舞ったかという点描を描きたかったのだと思います。
この映画はその積み重ねのような気がします。
誇大でなく、卑小でもないゲバラ。
映画の中のゲバラは決して英雄ではなく、カリスマでもありません。
民衆はそう思っているけどね。
必要以上にユーモアがあったり、人間味にあふれるというような納まった描写はむしろありません。
彼はただ純粋で責任感があり、誠実で果断な人物です。
それ以上でもそれ以下でもなく描かれています。
ゲバラを伝説にしたのは、彼が生きた時代だったのでしょう。
常々思いますが、人間ってその時代時代の空気の中で生きているということ。
その時代に生きるメンタリティは、その時代に生きた人間でないと正しい理解はできないのかもしれません。
翻って今の時代を考えると、自分がこの時代で精一杯生きているかどうか、を振り返る良い機会になるんじゃないですかね。
次の『39歳別れの手紙』も観たいと思います。