「でっかい!でっかい!」



 観て、参りました!


 『ザ・メガロドン 怪獣大覚醒』!


 観て、参りました!


 池袋で、特別上映開催されまして、観て参りました!

 観て、参りました!


 素晴らしかったです!最高でした!

 有難うございます!


 さて、作品ですが!

 意外に、思われるかもしれませんが。かなりタイトル通り、パッケージ、ジャケット通りの作品でした!

 それが意外として扱われるのは、こういった作品界隈ならではとも言えそうです!


 古代に生息していたらしい巨大ザメ、メガロドン。それが実は現代にも生息していて大暴れ、さあ大変。

 はい、それ以上でもそれ以下でも無く。

 そしてその、それ以上でもそれ以下でも無いという所、実に此の作品らしく。

 味わい深いです!


 実は今作、シリーズ第三弾だそうです。

 といっても、さして繋がり有る訳で無いと言いますか。

 どの作品もそもそも、繋がりを論じる程しっかりとした物語、有るのかどうか?

 冒頭、第一弾第二弾でどの様な事が起きたか何となく、描かれたりもします。


 前作でメガロドンと戦ったらしい、キング号なる戦艦出て参ります。

 かなり破損しているらしいですが、何とか基地に帰り着こうとしております。

 しかしメガロドンの驚異、去ってはいなかったらしく。

 一方で、何やら海底エネルギー開発しようとしているらしい海上基地、出て参ります。こちらにも、メガロドンが!

 とにかく、メガロドン襲って参ります。

 とにかく、倒さねばなりません!

 

 メガロドンのCG、そこそこ魅力です。

 一応迫力も、有ったりしつつ。

 そして、戦艦キング号です!超大作では逆に、出て来ない展開かもしれません!戦艦対メガロドン!

 サメは神なのは無論ですが、戦艦も又、絶対の神。巨砲が炸裂すればメガロドンと言えど、無事には済まない世界であって欲しい思い入れも、有りつつ。

 ただメガロドン、水中からやって来ますから。言わば潜水艦枠、戦艦としては本領発揮といかない様でもあり。

 いずれにせよキング号、かなり戦闘力低下している様です!


 とにかく全体そこそこ、あくまでもそこそこですが、B級感意外に弱く。

 要因の一つは、キング号の艦長役のエリック・ロバーツさん、海上基地の指導者役のキャロライン・マンローさん、こういった作品としては、スターが出演していると言って良く。

 そして実際、上手いです!説得力も、有ります!

 主人公格二人で、作品引き上げてくれている感じ有ります。


 と言っても作品、非常に台詞、多いです。

 CGのメガロドンもそこそこ、活躍してくれますが出来事の多くは台詞で説明され、進行して参ります。

 皆さん、自らの台詞、動きでどれだけメガロドンその他に説得力出せるか、演技力様々試されている感じも!


 因みに、戦艦キング号の艦上でのやり取り、出来事。艦長と乗組員三人でほぼ、完結致します。撮影期間、一日だった印象。

 戦艦の描写、出来事を四人で、やれるのか?

 出来ちゃったりする訳です、何だかんだ!

 きちんと、完全に出来ているかは又、別です!


 海上基地の方も似た様な物で、ただもう少し台詞も、やる事も多く。

 色々な場所、セットで撮影している感じです。色々、動き有ります。


 所々入り込む本物の海中映像には、やはり、本物の厚みが有ります。


 各地で暴れる、メガロドン!どの様に、対応していくか!

 というより、メガロドン映像と、メガロドンについてあれこれ話し合う映像交互に、登場しつつ!整合性必ずしも、きちんとしている訳でも無かったりしますが。

 ただ、そんなに気に成らない位には作品としての勢い、有ります。


 生物としてのメガロドン、何だかんだ史上初と思われる描写、出て参ります。


 砂浜でのメガロドン、結構名場面でした!


 メガロドン!

 メガロドン!

 何かこう、元気出る言葉です。

 

 結局どういった物語だったか言い難い部分、有りつつ。

 メガロドンの巨体の陰から伝わって来る、低予算も!


 しかし何かこう、何とはなし!

 メガロドン!

 メガロドン!

 元気や幸福感、貰った気がしない事も無い事も無い作品でした!


 メガロドン!