南海トラフ巨大地震は、静岡県の駿河湾から宮崎県沖の日向灘にかけての陸側と海側の岩盤が押し合うことで、ひずみが蓄積され引き起こされます。

この巨大地震に備えるため、地下の岩盤の伸び縮みを精密に観測できる「ひずみ計」と呼ばれる機器が、東海から四国にかけて39か所に整備され、状況の把握に役立てられています。

この「ひずみ計」について、産業技術総合研究所が新たに九州にも設置することがわかりました。