引用先ポストの
こういう恐ろしい論調
さすがにメイン街道は歩かないと思うけど
反マスクの根強さとか見ると自信持てない
いやだなあ
ああ、夕張市でしたら
— KGN (@KGN_works) December 2, 2023
「医療が必要で移住可能な人はみな引っ越した」
という現実があったんですよ。
ライターという割にその程度も取材できないような人であれば、この方の書くものは中途半端なもの(かつ扇動的)である、と判断してよさそうです。 https://t.co/X5KgQSW4Fa
「夕張市は医療機関もないのに何とかなっている。だから真似すれば医療費削減に!」を真に受けるとどうなるか。
— KGN (@KGN_works) December 2, 2023
その市区町村から人が消えます。
つまりそういうことなので、お気をつけて。
なお、役所は「設置の許可」を出すだけで、「設置の強要」はできないです。
— KGN (@KGN_works) December 2, 2023
だから過疎ってしまえばジ・エンド。
なかなか補充できない状態に陥る。
KGN(@KGN_works)
巡回診療などで、無医村化は免れるようにするのではありますが……
「病院がないほうが死亡率が下がる」は本当か。
— 佐々木 淳 @医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長 (@junsasakimdt) December 3, 2023
2014年。TED鹿児島で森田洋之先生は、そんなセンセーショナルな報告をした。
夕張市は、財政破綻で2007年に財政再建団体に指定された。… pic.twitter.com/yUkVmq35yT
心不全や肺炎による死亡が減ったのは、積極的治療をやめたことにより、これらの疾患が「老衰」という概念に包含され、病名としての記載頻度が減った、というナラティブな成果なのではないか。
医療費や救急搬送が減ったのは、医療依存度(死亡リスク)の高い高齢者が、病院がなくなったことを契機に、夕張市内での暮らしに不安を感じ、市外に転出したと考えるのが普通ではないか。あるいは死亡率の減少の一部もそこに起因するのではないか。
「病院がないほうが死亡率が下がる」のは、確かに事実だ。
— 佐々木 淳 @医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長 (@junsasakimdt) December 3, 2023
しかし、残念ながら、それは森田先生が主張するように「生活を支える医療の充実」「きずな貯金」「市民の意識改革」によるものではない。…
僕は森田先生の描く新しい医療観に100%同意している。
しかし、「病院がなくなった」「死亡率が下がった」、この2つの事象の関係を適切に解析できなければ、本当の社会課題を不可視化し、逆に理想の実現を遠ざけてしまうことにならないか。世間はミスリードされても、真実は変わらない。
高齢住民の中には一定の割合で医療依存度の高い人がいるし、彼らのウェルビーイングのためには急性期医療も入院医療も必要なのだ。在宅医療がどんなに普及しても、病診連携がなければ納得のできる療養支援はできないし、それに応えられなければ、特に大都市部近郊においては、住民は必要なサービスを求めて移動していく。これが真実なのだ