『楽園追放 -Expelled from Paradise-』が期間限定配信してた

 

なんかすごいアニメというのは聞いてたんですが

パチスロ採用記念でプレミア公開してくれて

 

なにこの展開

懐かしの８０～９０年代SFアニメストーリーではないですか

公開されたのが2014年11月15日・・・はあ？？？

監督水島精二、脚本虚淵玄・・はあ？？？

虚淵玄作品で鬱展開が一切ないと・・はあ？？？

 


■作品解説
われわれはどこから来たのか、われわれは何者なのか、われわれはどこへ行くのか。
監督を務めるのは『機動戦士ガンダム00』の水島精二。脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』の虚淵玄。トップクリエイター二人のコラボレーションが見せる新たなビジュアルとは？そして、ヒロイン・アンジェラの瞳は、碧空の果てに何を見るのか。東映アニメーションとニトロプラスが送るオリジナル劇場作品『楽園追放』（2014年11月15日　劇場上映）

■ストーリー
地球はナノハザードにより廃墟と化した。その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界に生きていた。電脳世界に住む捜査官アンジェラは、戦闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上に初めて降り立った。そして地上調査員ディンゴと共に地上のサバイバルな世界に旅立った。

■キャスト
釘宮理恵　
三木眞一郎　
神谷浩史
林原めぐみ　
高山みなみ　
三石琴乃　
古谷徹　
三宅健太　
遠藤大智　
稲葉実　
江川央生　
上村典子

(C)東映アニメーション・ニトロプラス／楽園追放ソサイエティ

 

ウィキペディアによるあらすじ
ナノマシン技術の暴走より地上文明の崩壊をもたらした「ナノハザード」によって、廃墟と化した地球。人類の98%は地上と自らの肉体を捨て、データとなって電脳世界「ディーヴァ」で暮らすようになっていた。

西暦2400年、ディーヴァは異変に晒されていた。地上世界から謎のハッカー「フロンティアセッター」によるハッキングを受けていたのである。そこで捜査官アンジェラは、生身の身体・マテリアルボディを身にまとって地上世界へ降り立ち、現地の地上捜査員ディンゴと共にフロンティアセッターと世界の謎に迫る。

 

 

設定で2000年代作品らしいなと思ったのが

電脳世界ディーヴァの設定に評価経済入れ込んだところ

 

あなたには十分な功績がある
その気になればディーバで特待市民権を手に入れられるぐらいの功績はね
きっと何度も電脳化のオファーがあったはず
どうしてあなたはディーバに来ないの
なぜそんな肉体の檻の中で生きていこうとするの
意思を持った ai が相手でもあなたは平気で相手ができる
リアルな体があるかどうかなんて本当は大して気にしてないんでしょ
ディーバに行けば精神の可能性は無限大どこまでも自分を進化させられる


あんたたちはいつだってそういうよな
それは嘘だ
個人に割り当てられるメモリの量は管理され決められている
たとえ可能性が無限でも実際に手に入る処理能力は結構窮屈なやりくりが必要になる


それは・・当然でしょ
演算リソースは有限なんだから個々の資質と功績に基づいてより社会に貢献できるパーソナリティーに優先的にメモリが割り当てられ・・


だからあんたは手柄を立てるのに必死になる
ディーバでの生活はどれだけ多くのメモリを得られるかで全てが決まる
結局、出世争いが人生のすべてになっちまう
まともにメモリを回してもらえない奴はどうなるんだ
ディーバにだって役立たずやナマケモノがいるんだろう


そんなの向上心のないパーソナリティなんてメモリを与えていいわけない
最悪の場合はアーカイブされて凍結される。より有益な人材に場所を譲るためにね。
でもそれっておかしなことなの？より社会に貢献して優秀さを証明したものだけがより多くの幸福を得る。公平な制度じゃない。それが間違っているように見えるの？


正しいか間違いかは別にどうでもいい
ただ俺はない嘘だけは見過ごせない
ディーバに行けば人間はより自由になれるなんて戯れごとだけはな
ここ地上だって食い扶持を稼げなければ飢えて死ぬ。それは生きることと真面目に向き合わなかった奴の当然の末路だ
だが何の落ち度もなくたって病気にもなるしケガもする
理不尽に思えるかもしれないが幸運か不運か結局はそれに尽きる人生だ
けどなぁ。ことがディーバとなると事情が全く違ってくる
何を手に入れ何ができるのか
すべてが社会とやらの都合で決められる
いつも誰かの顔色を伺って褒められたり気に入られたりしてないと満足に生きていくことすらできやしない
そんな人生のどこに自由がある
あんたたちは肉体の枷からは解放されたかもしれないがより厄介な牢屋に閉じ込められているんじゃないか
人が作った社会という檻に
俺は誰かに値段をつけられ生きていくなんてまっぴらだ
奴隷になってまで楽園で暮らしたいとは思わない

 

これ、釘宮理恵と三木眞一郎で聞ける幸せよ

 

 

 

 

愚かしい限りだ
すでに楽園はここにあるというのに
だが多くの教訓をもたらした事件でもあった
保安局のエリートですら旧来の人類の価値観に感化されて脱落する
さらなる統制が必要だ
我がディーバの安息と繁栄を永遠のものとするため

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間違いないから見てくれ