東京・文京区の東京医科歯科大学附属病院は、新型コロナの重症と中等症患者の治療にあたっています。
この2週間で一気に患者が増え、重症用の病床はまだ受け入れられるものの、20余りある中等症の病床は満床状態になり、入院を断らざるを得ないケースも出ているということです。

 

植木穣病院長補佐は「中等症病床は完全にひっ迫している。この1週間で患者が倍になり、増え方はこれまでにない早さで、さらに感染が拡大するのか非常に懸念される。これ以上、増えると、一般の救急患者の受け入れ先が決まらないなど、地域医療や救急医療に影響が出てくる。若い人がかからないという考えは捨て、気を引き締めてほしい」と話しています。