Kimeru/ 不二周助役 僕たち初代から走り出したテニミュ。駅伝のようにその「タスキ」が受け継がれていきました。 テニミュ1stシーズンは、これまでに出演した総勢約170人のキャスト、7年間の間に携わって来られた数えきれない程の ・・・
初代から受け継がれた「たすき」
その象徴が、海堂の「バンダナ」
初代海堂役 郷本直也
ドリライ7公演終了後、初代メンバーコメント
http://www.tennimu.com/first/dl07/closeup/lcom_6.php
以後、海堂役の役者は、このバンダナそのものを受け継いでいく
歴代キャストの汗と涙が沁み込んだバンダナ
踏みつけたやつがいた
キャストに選ばれたのに、公演10日前に、表向き体調不良により降板
でも、その真相は EXILE新人オーディション
仕事があるのに、初日10日前で大迷惑がかかることを知ってなおそちらを選ぶ
そうとうなる度胸。受かるかどうかわからないのに
じつは、オーディションを受けたらポストは与えるからという密約が生じていたのではないかといううわさがある。事実かはわからないが、状況からして信ぴょう性はある
引き抜きならば、常とう手段だから
おかげで、卒業したはずの2代目海堂、鯨井くんが急遽呼び戻され、1公演を演じることとなった
先輩から受け継ぎ後輩へ託したはずのバンダナをまた巻くとき、鯨ちゃんは何を想っただろう
彼は、3代目海堂として、表向き、がんばりますというビデオメッセージを残している
今、それは、黒歴史としてYouTube他、動画サイトにアップされている
そのとき、この思いの詰まったバンダナを確かに巻いていた
彼にとってはその重みなど、感じることもなかったのだろう
もちろん、テニミュで人気が出たからと言って、その後の俳優生命が保証されるものではない
一部だけで有名・・、そういう役者も多いし引退したものもいる
それでも、彼らは輝いていた
真面目に役に取り組み汗を流し、全力を尽くした
初代は舞台慣れしていた役者が多かったが、以後は若手の登竜門となっていった
経験はほとんどない中、強い役を演じなくてはならない
稽古場は、真剣そのもの
そして、結束もほかの舞台にはない独特のもの
ひとりではとてもなしえない舞台だからこそ、全キャストの思いが集結しないと成り立たない
ゆえに、青学卒業公演は、涙の嵐となる
自分たちの成果の披露でもあり、そして、応援し続けてきた、2.5次元舞台などという言葉もない時代から受け継がれたありえないと思われた芝居を見続けて頑張れと後押ししてきたファンたちと作り上げる舞台
キャストとファンが一体となって作り上げる舞台
それが、テニミュ
その象徴が、代々、そう、5代目までも受け継がれている海堂のバンダナ
演じたみんなは、その重みを確かに感じて受け止めた
ただ一人を除いて・・・
テニミュ卒業コメント 海堂役(初代から3代目まで)
http://nicogame.info/watch/sm1975570