昨日、とうとう、金融腐蝕列島の完結編「消失」を
読み終えました!!
上中下の3巻で、それぞれ500P程度あるので
読み応えはあったのですが、内容が気になってすいすい
読み終えてしまいました・・・
今回は旧UFJ銀行が東京三菱と合併するまでの内容がメインです。
著者の高杉良さんは、一環して「小泉‐竹中ライン」を批判していました。
(デフレ状況での不良債権処理のハードランディングについて)
当時、小泉節でマスコミや世論からは小泉‐竹中ラインは人気が
あったのですが、マスコミも世論も当日の状況をしっかり検証出来ていない
事がわかりました。
(うがった見方もあるのでしょうが)
確実に言えることは、UFJは、悪い事もたくさんしたのでしょうが、
合併されるほど体力が無かった訳ではなかった、ということですね。
まー、賛否両論色々とあると思いますが、
主人公の奮闘振りが、島耕作っぽくて、単純に熱血サラリーマン作品と
しても楽しめます。
おすすめですので、是非ご一読を!!
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(リンク)