124・志村けんさん追悼・舞台「志村魂」 | ちきみつのブログ

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先日、フジテレビで放送した志村けんさんの追悼特番で涙が出るほど笑った。懐かしのコントを何度見ても面白い。リアルタイムで見たものばかりだった。



前記事にも述べたけど志村さんが旗揚げした舞台「志村魂」を初演から4年連続観劇した。

3部構成で1部はお馴染み「バカ殿様」初演と2回目は亡くなった俳優・地井武男さんが家老役でした。その後、タレント・桑野信義さんが家老役になったけどね…

志村さんと地井さんのやりとりが面白かった。台本には無かったと思うけど地井さんのプライベート話に花が咲いて本人はタジタジだったけど会場が大爆笑だった。地井さんが台詞を忘れるハプニングもあった。

家来役のダチョウ倶楽部のギャグ「バカだな」「どうぞ、どうぞ…」そして熱々のおでんネタも生で見れたのも宝だったかな。

第2部は志村さん十八番のショートコント、かつてのテレビ番組「志村けんのだいじょうぶだぁ」で放送したコントをそのまま舞台で披露したもの。いいよなオジサン、ひとみ婆さんネタもあって面白かった。

中でも波止場のコントは傑作だった。志村さんと女性タレントの恋人同士の設定で港で別れる切ない話だけど、BGMの桑野さんが演奏するトランペットが邪魔してなかなか台詞が言えないコント。オチのBGMはトランペットで締めて面白かった。


休憩を挟んで3部は志村さん演奏の三味線から始まり、そして松竹新喜劇の舞台「一姫ニ太郎三かぼちゃ」を上演した。

志村さんは亡くなった芸人・藤山寛美さんが好きだったみたい。この作品の演出を初演から務めたタレント・ラサール石井さんでした。

ラサール石井さんが志村さんの舞台を演出するきっかけは志村さんが出演した映画「鉄道員」で演技に絶賛したことだった。

役者としても人情味が、あった。笑わせるだけではなく泣ける芝居もやりたいと志村さんがインタビューで話してた。

感動した物語のあと終盤は変なおじさんが登場するのも可笑しかった。

会場の手拍子に合わせて変なおじさんが踊ったのもこの舞台ならではのものでした。


そんな思い出話でした。


次回の更新までごきげんよう。