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3月29日、ザ・ドリフターズのメンバーでタレント・志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で旅立った。
物心がついてから「8時だョ!全員集合」「ドリフ大爆笑」「ドリフと女優の爆笑劇場」などといったドリフの番組や「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」「志村けんの失礼しまーす!」「志村けんのだいじょうぶだぁ」「志村けんのバカ殿様」など志村さんの冠番組を見てきた。
リアルタイムで見られたのが私の宝だったと思う。
テレビ以外にもラジオや舞台の活動の場を拡げてました。
志村さんを生で見たのは2001年、歌手・研ナオコさんとデュエットした曲「銀座あたりでギンギン」の発売イベントに行ったこと。
握手会にも参加した。『頑張ってください』と声掛けてたら研ナオコさんは『ありがとう』と言ってくれた。
志村さんはうなづいたまま笑顔だった。シャイな方なんだなって思った。
もう一つ、2001年に旗揚げした公演志村さんが座長を務めた念願の舞台「志村魂」を初演から4年連続観劇したことかな…
3部構成の舞台で1部はお馴染みバカ殿様、2部は十八番のショートコント、3部は松竹新喜劇で上演した「一姫ニ太郎三かぼちゃ」といった人情ものの物語だった。
生で観る舞台はテレビとは違ったもので迫力あり楽しかった。
老若男女を問わず誰でも笑えるコメディアンは後にも先にももう出てこない。
たくさんの笑いありがとうございました。
志村さんのご冥福を心よりお祈りします。
次回の更新までごきげんよう。