前記事「さよならメガウェブ」からの続きです。
東京臨海副都心エリア再開発に伴い、パレットタウンのメガウェブは2021年12月31日をもって閉館となりました。
そして同日、ヴィーナスフォート内の「ヒストリーガレージ」も終了。
トヨタ所蔵の名車・旧車を、1960年代の日本の町並みと共に展示したエリアが好きでした。
スバル360と昔懐かしいポスターや看板。
昭和の一般家庭の景色を目の当たりにできました。
経験の有無は関係なしに、誰もが懐かしさを感じるのは日本人の性分でしょうか。
温もり溢れる大衆酒場。
ルパンの愛車フィアットもカワイイ
昭和喫茶のショーケースの値段にビックリ
そう言えばプリンアラモードって見なくなりましたね。
ディズニーシーのフォトグラフィカにもアンティークカメラの展示がありましたが、2眼のカメラとか、どんな感じに写るのかなぁ?
過去にはこんなクルマの展示もされていたっけ。
(過去写真から2枚。)
カウンタックに…
ランチアストラトス。
厳かな図書館のような雰囲気のギャラリー。
閉館間近だったからか、展示もガラーーーン💦
トヨタのミニカーがズラリ。
自分のコレクションにしたい!
愛車、ヴォクシーのミニカー発見
購入時にミニカー貰えるはずでしたが、在庫切れで貰えませんでした。
特別展では“イラストで巡る世界の街角と車展”を開催。
世界各国の街並みと、その街で走っている代表的な車の展示がされました。
1958年の東京。
まだ東京タワーの建設が途中です。
ピッツァを形どったイタリアとアルファロメオ。
パリとシトロエン。
車と映画が好きだと言う作者さんは、街並みの中に好きなクルマの他に、“アメリ”や“カトリーヌ・ドヌーヴ”なんかもこっそり忍ばせてました。
絵の作者はイラストレーターのまつやまたかしさん。
写真撮影禁止の表示もなかったので沢山撮ってしまいました。
ドイツと言えばポルシェ。
2020オリンピック開催中の東京。
サッカー、テニスに鞍馬をする選手たち。
なんと!スカイツリーでボルダリングしてる
名所もてんこ盛り。富士山もありますしね!
いつかどこかで、また作品展やってほしいなぁ。
最後、退館するときに目にしたポスター。
よく見てみると1階の表示が!
すっかり1階の見学を忘れてました
さて、
メイン施設であるヴィーナスフォートは2022年3月27日で営業を終えるそうです。
観覧車前のパレットタウン駐車場の回数券を買って、よく遊びに来たと前記事にも書きましたが、ヴィーナスフォートでも買い物や食事を楽しんだり、ただただフラフラと散歩したりしたものです。
閉館まであとわずかと思うと、やっぱり寂しいですね。
館内ではVenusFort Illumination ‐Thankful Carnival‐と題して、お客様に22年間の感謝を込めて心温まるイルミネーションを展開中。
ヴィーナスフォートと言えば、中世ヨーロッパの街並みを模して造られていることと、時間帯によって色のかわる“空”があるのが特徴。
ただでさえムーディーなのに、イルミネーションがプラスされて煌めき度合いが増し増していました。
ロマンティックなデコレーションの数々
迷路ではないのだけれど少々分かりにくい館内(特に3階)は、思う店舗へなかなかたどり着けない現象が多々発生したっけ
今となっては懐かしい思い出ですが。
メインの噴水広場
ドーム型の吹き抜け天井にはレッド&ゴールドのドレープとミラーボールが飾られ、30分ごとに光と雪の演出を交えたショーを開催。
この場所はドラマなどの撮影にもよく使われましたね。
先日再放送観てたら、オーマイボス(上白石萌音ちゃん&キスマイ玉ちゃん出演のキュンキュンドラマ)にも登場。
TBSドラマなのにフジテレビのお膝元ヴィーナスフォートで撮影…とか普通にするんだなぁ〜なんて思ったり。
2階からの眺めもだいぶゴージャスな雰囲気ですね。
ここが行き止まり。
ちょっとガラ〜ンとしているけれど、最近、阿部寛さんと横浜流星クンが、モニタリングで新ドラマの番宣兼ねてロケしてた場所でもあります。
イルミネーションは閉館となる3月27日まで開催されますので、興味のある方は足を運んでみてください。
メガウェブ、観覧車、ヴィーナスフォートのある風景。
大観覧車とアートミュージアム、チームラボ・ボーダレスは8月いっぱいまでの営業だそうです。
この辺りには大型複合アリーナが建設される予定で、何年後かには今とは異なる景色に変わるらしいです。
時代の流れを感じずにはいられませんね。
ari-kaz