以前、声優レッスンの際に使用した台本を、俳優として映像演技で魅せてゆこう!というのが、昨日の稽古の課題の1つでありました。
声優の台本読みでは、そこには平面の絵が或る故、「立体的にして絵に命を吹き込む」ことが優先されます。一方、映像演技の場合には逆に絵による説明や環境がなく、「脚本から読み取れる文字以上のことを表現する」が求められます。
表情、発声、挙動などの全てをどのバランスでこなし、時間や物質への配慮も怠らない。絵に委ねられないが故に、おざなりに出来ない部分。ですが、いざ、声優としての脚本読みに成れすぎておりますと、この部分を読み取れない(見逃しがちになる)のです。その部分を改めて精査致しました。
もう一方は、朗読レッスン。
こちらは、「ある著名な励ましの詩」を利用しまして、人一人の心で良いので奮い立たせられるよう!と、聞く姿勢のない相手を前提に各自が発信致しました。各々悩みながら、感情で強引にぶつけてみたり、何の音飾なく喋ってみたり、アドリブで笑いを取ってみたり、ゼスチャーで注目させてみたり、自己体験として語ったりと、様々な方法で聞き手の心を少しでも動かせたら……。
その中で、自身の「発信」に関する持ち味、良く通る声なのか、感情が乗りやすい演技なのか、絵的に注目されやすいか等、様々な要因を自覚するに至りました。勿論、今後も比較検討し、持ち味を磨いて行かねばなりませんが、とりあえず現時点の「これ」を武器とし自信とし、仕事をして頂ければ!が昨日の稽古であります。
