こんにちは。
今朝もまた目が覚めました。生きてます。
世間では今週末まで連休の方も多いのでしょうか。
ここ1年ほどは土日祝日の賑やかな雰囲気はあまり好きじゃありません。
先日の造影 CT ですが、あまりよい結果ではありませんでした。
肺や肝臓に多発転移したがん細胞については数もサイズも前回から特に大きな変化はなかったものの、昨年摘出したのとは反対側にできた後腹膜腫瘍が大きくなっていました。
この状況を、抗がん剤ががん細胞を抑え込めた、といえるのかどうかは見解が分かれるところだと思いますが、とりあえずドキソルビシン(赤い悪魔)による治療は一旦終了となります。この薬剤により蓄積されていく心臓への負担を考慮した使用限界に達した、ということです。
医者ではないので正しい説明になっているか怪しいですが…
多発転移したがん細胞は原発巣と同じ特徴を持っています。
つまり肺に転移したがん細胞は肺がんの細胞ではなく、自分の場合だと、もともと後腹膜にできた予後不良な希少がん、平滑筋肉腫のがん細胞が肺にある状態です。
この平滑筋肉腫は担当医が言うところの「悪性の中でも特に悪い顔つきのやつ」で、その原発巣と同じ腫瘍が育ってるということはあまりよい状況ではないようです。
これまでの個人的な体感としても、抗がん剤による効果はほぼ無かった、また一歩死に近づいたな、という感じがしています。
次回から使用する薬剤は以下の 4 つの選択肢がありました。
- ヴォトリエント
- ハラヴェン
- ヨンデリス
- ゲムシタビン+ドセタキセル併用
※一部 CV ポート埋め込みが必須
点滴による抗がん剤投入の影響で血管痛が出ていたこと、4つの中でも僅かながら効果的であることが確認されている薬剤であること、また CV ポートの埋め込みが不要なことなどから、飲み薬であるヴォトリエントを選択しました。
これらの薬剤ももちろん色々な副作用があります。そして薬代も高額です。
ヴォトリエントは 1日分で 1万円なので、3 割負担でも大きな出費となります。高額療養費制度を利用したとしてもこれだけで受給した年金は無くなります。
毎月減り続ける貯蓄額がちょうどゼロになる頃にすべてが終了してくれればいいのですが、先が見えないから困ったものです。この先何年生きる計算をしたらよいのやら…
4月はこれまでになく副作用がきつくてメンタル的にもやられていましたが、今週に入ってからそれらはほぼ消えました。
副作用が蓄積されることはあらかじめ承知の上でしたが、まさかメンタルまで徐々にやられるとは想定外でした。
今現在、爪の変色や変形、歩いたり物を持ったりした際の痛みや痺れなどはありますが、吐き気や倦怠感は無くなり化学療法開始前とあまり変わらない状態にまで回復しました。
次の治療開始まで残り2週間ほどの休薬期間があります。猫の病状も落ち着いています。
身体が元気で最後のチャンスになるかもしれないこの期間に旅行なども検討中です。
北よりは南のほうへ行きたい気分ですね。
余談ですが、先日かつての自転車仲間であり、学生時代全日本 4位の戦績を持つ友人が経営するカフェへ行ってきました。
久しぶりの再会だったのですが、彼のお母さんが先日がんの再発が見つかったそうで再び抗がん剤治療が始まるとのこと。
一年前に会ったときは寛解したと聞いていたので、思いがけない再発は辛いと思います。東京 - 九州 と離れて暮らしているので尚更心配だと思います。
私のがんと自分の母親のがん再発が重なり、男同士ですがいつもの別れ際の握手とハグで、彼が涙をボロボロとこぼし「怖いよ…」とつぶやくものだから、こちらが励ます側になってしまいました。
がんは本当にいろいろなことを人から奪っていきます。周りの人の負担も大きいです。
現状、様々な治療方法や治療に対する考え方がありインターネット上には多くの情報が飛び交っています。
誤った情報が淘汰され、正しい形で集約されて、医療現場で簡単で小さな負担で完治可能または予防可能な病気となるよう、医学の進歩を願うばかりです。