2020年に入ってからすぐに中国で騒がれてたコロナウィルスですが、日本でも連日新聞やテレビなどで目にしない日はありません。そんなコロナウィルスで様々な問題も浮き彫りになったと思います。そんなコロナウィルス騒動について私なりの考えを書こうと思います。

 春節の際に中国人観光客の規制を入れられなかったのがかなり影響したのだと思います。しかし、中国人観光客が日本経済を支えてるのは確かです。そのため簡単には規制する事は難しかったのでは思います。現に渡航禁止をしたため、今では多くの観光地やホテルでは収入が減ってしまい経営に影響が出ています。
 
 また、今回のコロナウィルスで危惧すべきは差別意識などを持たないようにするべき事だと思います。既に欧米ではアジア人に対してコロナウィルス差別が起きているようです。
 しかし、ヨーロッパ諸国でもペストやスペインインフルエンザの流行などウィルスの発祥地にもなっていたはずです。つまりウィルスの発祥地になり得る事なんてどこの国にでもありうる事です。そのためウィルスの発祥地となった国を差別する行為は大変愚かな事でしょう。
 たしかに中国政府によるウィルスの情報公開や対応など批判すべき事は大いにあると思います。しかし、正確な情報を得られない中国国民を私たちが声高々に批判する事は少しズレてるのではと思います。


 日本国内においてもコロナウィルス騒動は話題が絶えません。特に騒がれている問題は世界でも騒がれていますが「マスク不足」の問題です。
 正直マスクごときでここまで混乱を招くとは夢にも思いませんでした。また、今回のコロナウィルスのような騒ぎに乗じて現れる転売屋、マスクを巡って殴り合いをしたり、ドラッグストアの店員を恫喝する人などが珍しく無いことに驚きました。
 また、トイレットペーパーが無くなるというデマを信じる人が続発し、トイレットペーパーが品薄となる状況が起きる事にも驚きです。私はまだ生まれていませんし教科書でしか見たことが無いのですがオイルショックの時と同じなのではないかと思いました。
 
 現代はインターネットが普及し、誰もが様々な情報を簡単に得られるようになったのにも関わらずデマが広がります。簡単に情報を得られる反面、誤った情報も簡単に鵜呑みしてしまうからでしょう。この問題はテレビや学校などでもかなり注意喚起されています。しかし、問題はネットで得た情報を疑うにしても知識や教養が大切なのだと思います。
 また良かれと思い人に情報を教えるにしてもしっかり責任を持った発信をしなければならない事を自覚しなければならないはずです。誰が広めたではなく、その情報を広めた本人にも責任はあります。そうした考えを持てるようにインターネットについての教育にも力を入れるべきでしょう。


今回は以上です。多くの人が

・コロナウィルスでの差別をしない事。
・マスクを得るためだけにモラルを欠かない事。
・ネットで得た情報を無責任に広めない事。

この二つを意識してくれるような人が増えてくれればコロナウィルスで混乱している世の中でも人々が歪み合うことも減るのではないかと思います。

少し自論が多かったかもしれませんが、最後まで読んでくださった方ありがとうございます!