岩手県や宮城県は全てなくしても耐えて前向きなのに、
福島県ときたら、
「土下座しろ!」だの
「賠償金をだせ!」だの
「責任とれ!」だの
見ていて見苦しい、ムカつくと言ったような
福島批判ともとれる意見を目にすることがあります

ただ悲しいですね(´Д`)ダウンダウン


地震、津波までは自然相手だから、諦めるしかない。

昔からの経験で
東北の人たちは気構えているから、自然災害に対する覚悟は皆同じだと思います。

でも、
福島だけは
原発問題が起きてしまった。

福島の人だって、
岩手宮城の被害の甚大さは承知していて、
本当なら福島から復興して、岩手宮城を応援したい、それができる立場にあったと思う。


しかし、
原発、風評がこれほど人々を苦しめるものなのか…
福島県民は今、身に染みて未知の体験をしています

政府や東電に罵声を浴びせたりするのは、
もっと安全意識が高ければ防げた事故だから
これほど低い安全意識で言いくるめてたのかと思うと悔しいから
原発、風評は、人災の部分があるから、諦めきれない。
見てて気分がいいものではないけど、その矛先が向かうのは理解できます。

恩恵のことを言う人もいますが、ひとたび事故が起きれば、恩恵を受けた土地だけじゃなく、県まるごと被害者となる怖い事故、それが原発です

それは、自分の健康を脅かす何か…ということじゃなく

震災前と変わらない風景なのに
子供たちは外で遊んじゃダメ!
とか
自分の家があるのに帰っちゃダメ!
無傷の生活用品、家電なんかもあるのに持ってきちゃダメ!
とか
家畜、ペット連れ出しちゃダメ!
漁に出ちゃダメ!
田んぼでお米作っちゃダメ!
畑で野菜作っちゃダメ!
とか
とにかくダメダメづくし!

地域によっては、
行方不明者探しちゃダメ!
瓦礫いじっちゃダメ!


あれもダメ
これもダメじゃ
なかなか気持ち上げれないよ

『頑張って!』
『くじけないで!』
なんて応援も、
卑屈にとらえてしまう
自己嫌悪になってる人もいると思う
とにかく異常事態なのです


自分たちで復興するすべも絶たれ、
外部からの支援も風評で絶たれ、
差別被害の実態や噂で
県外に気分転換に出かけるにも躊躇してしまう

ただ生きてろというのは、
あまりにも酷
とにかく八方塞がり

放射能が目に見えないように、被災者の不安や怒りや憤りや悲しみは、外からは見えずらい

福島批判する人たちには
我が身に置きかえて想像してほしい
けど、正直無理かなとも思う
そのくらい経験した人しかわからない気持ちがある
特に避難している人たちは

通常の感覚でものが言えるほど簡単じゃない
だから
せめて
避難している人たちを悪くいうのだけはやめませんか?
それは無慈悲
苦しめるだけです

勿論、前向きな人たちもたくさんいますけど、希望がみえなきゃ限界がある

とりあえずこれ以上の批判は黙っておきましょ。
(。・_・。(。・_・。)オネガイ


節目の2ヶ月の今日
なんとか無事過ぎそうです
(´_ゝ`)ホッ